2022.06.27
異例の梅雨明け
千葉@壮から老への旅の途中、です。

 

今朝のニュースでは、この夏の異例の暑さを報じていました。東京では観測史上初めて6月中に二日連続の猛暑日(35℃以上)を記録し(恐らく今日も含めて記録を更新すると思われます)、これまた観測史上初めて6月中に40℃越えを高崎市で記録したそうです。

そして先ほど東海地方、関東甲信地方などが梅雨明けをしたらしい、と報じられました。ここ三島の属する東海地方では、気象庁が記録をとり始めた1951年(昭和26年)以降では、1963年(昭和38年)以来二度目の6月中の梅雨明けとなりました。

 



タチアオイ(立葵)の花が上まで咲き切ると梅雨が明けるとか、



梅雨入り前に摘んで漬けた梅を梅雨明けに干すなどと、梅雨と我々の生活は長い間密着してきたのですが、今年は少し異例の梅雨となったようです。

 

気象庁が公表している東海地方の1951年以降の70年以上の梅雨入り/梅雨明けのデータを見てみました。

平年の梅雨入り~梅雨明けは、6月6日頃~7月19日頃の43日間となっています。

最も早かった梅雨入りは1963年(昭和38年)の5月4日頃、反対に最も遅かったのは1951年(昭和26年)の6月28日頃です。5月中の梅雨入りはこれまでに9回あるのに対して7月になってからの梅雨入りはないようです。

一方梅雨明けでは、最も早かったのは1963年の6月22日頃で、最も遅かったのは2009年(平成21年)の8月3日頃です。(1963年は梅雨入りも梅雨明けも最も早かった年ということになります。)

そして梅雨の期間が最も短かったのが今年なんです。それまでの最短日数は21日間でしたが、今年は何と6月14日頃から6月27日頃の13日間、圧倒的な短さです。因みに最も長かったのが2009年の61日間です。

 

早く梅雨が明けたので、夏は長くなるのかも知れません。既に夏日、猛暑日が何日も続く予報が出ています。どうぞ皆様、熱中症などにはご留意の上、ご自愛下さい。