『日本の家』展~1945年を境として

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

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先日、お上りさんをして、『日本の家~1945年以降の建築と暮らし』展を

見て来ました。戦後の日本の住宅の諸潮流が、『日本的なるもの』、『芸術性』、

『解放性』、『遊戯性』、『脱市場経済』など幾つかのテーマに分けて展示され

ていました。

 

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草分けとも言うべき、A,レーモンド氏や丹下健三氏の写真、スケッチ、展開図

などの貴重な資料が興味深かったです。

 

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また、閉ざされた空間を作らない清家清氏の作品が原寸で再現されていたり、

 

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建築モデル・模型が沢山展示されていて楽しめました。

 

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前職の頃、外国人のお客様をご案内した深川江戸資料館や江戸東京博物館で、

江戸時代の民家を実物大で再現したものを見た時に強い既視感を感じたこと

を思い出しました。三和土から上がった時、『ああ、座敷の向こうは縁側で、

縁側が鍵型に曲がった先が雪隠で、、、』と初めて来たにもかかわらず間取り

をピタリと言い当てたのは、大正時代に建てられた私の実家と同じだったから

でした。

 

日本の家屋の様式は、おそらく江戸の中期・末期から明治・大正・昭和初期

に至るまでは大きく変わってはおらず、終戦後1945年が分水嶺となって、

現在のような様式に移り変わって来たのだろうなぁ、と感じさせられた展示

でもありました。

 

10月29日(日)まで、竹橋の東京国立近代美術館にて開催されています。