スタッフブログ すずのね

ツバメの巣立ち

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

先週末の西日本豪雨は、思いも寄らぬ甚大な被害をもたらしました。刻一刻

と大きくなる被害の報告に、ニュースを見る度に胸が痛くなります。亡くな

られた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被害に遭われた方々に心

よりお見舞い申し上げます。

 

 

今年は梅雨の入り・明けの早い年で、関東などは観測史上初めての6月中の

梅雨明けとなりました。ここ東海は7月9日の梅雨明け。昨年に比べても6

日、平年に比べて12日早い梅雨明けで、暑い夏が長くならないか心配です。

 

一陣の涼風とならんことを願って、当社構内の盛夏の花たちです。

 

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また、当社のエントランスのピロティ―に、今年もツバメが訪れて卵を産み、

子育てをしてくれました。一組のカップルが2度卵を産んだのか、別のカッ

プルが来てくれたのかは判りませんが、春から夏に2回の子育てがされまし

た。24節気の清明の初候が『玄鳥至る(ツバメキタル)』ですから、4月

初旬から始まって7月中旬まで賑やかに、当社に幸福を連れて来てくれてい

るようで、ありがたい年中行事です。

 

この二、三日、急に飛び交うツバメの数が増えて賑やかになったと感じたの

は、雛が大きくなり、近づく巣立ちの日のために巣を飛び立って飛行訓練を

繰り返しているからのようです。親のつがいに加えて5羽ほどの若鳥がいる

ようです。

 

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大きくなって全員が巣に入りきれず、壊れかけの別の巣や、壁のフックに

止まり木をしたり、近くの木の枝や電線にも止まったりしています。

 

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また来年も幸福を連れて戻って来てくれることを願っています。

 


casita×スモールアウトドアツアー開催のお知らせ

法人営業部の横山です。

添付のチラシのとおり、7月21日(土)にセミナーを開催します。

特定非営利活動法人NPOサプライズ代表理事の飯倉清太様と

セコム株式会社駿河統轄支社営業グループ専任課長の杉崎幸太様を

講師にお招きして「これからの賃貸住宅」についてお話を伺います。

飯倉様がプロジェクトデザインを担当された修善寺のコンセプト賃貸物件

「ドットツリー修善寺」を会場に、見学もできるようになっています。

 

安くて高品質なカシータは高い入居率で知られていますが、そこに

アウトドアの楽しさを加え、入居者様が住みたくなるワクワクの賃貸

住宅となっています。

お楽しみの昼食付で、今回は土地オーナー様限定5組の募集

となっていますのでお早めにお申込みください。(締め切りは

7月13日(金))

お待ちしております。

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長泉町「K様邸」立柱式

住宅・リフォーム営業部の山入です。

以前、ブログでもご紹介しました長泉町の「K様邸」が6月上旬に無事、上棟しました。

現在6月下旬になりますが、工事は順調に進み「立柱式」を執り行わせていただきました。

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切り妻の急勾配屋根が印象的な外観です。

 

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北側からの外観です。1階はRC造の音楽室になります。

 

 

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ご家族の皆様が思い思いに、お願い事などを柱に書いていただきました。

和気あいあいとしたご様子がとても印象的でした。

我々工事に携わる者として、ご家族の思いを受け止めて工事にあたらなければと、気の引き締まる思いです。

また近隣の方々への感謝も忘れずに、今後もスタッフ一同安全作業に努めたいと思います。

見学を希望される方は、お気軽にご連絡ください。

山入でした。


シリーズ・徒然読書録~本川達雄著『ウニはすごい バッタもすごい』

あれもこれも担当の千葉です。

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて

大雑把、何かしら記憶のどこか、心の片隅にでも蓄積されていれば良いという

思いで雑然と読み流しています。暫くするとその内容どころか読んだことさえ

忘れてしまうことも。その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かとも恐縮し

つつ、ブログに読書録なるものを記してみるのは自分にとって有益かも知れない

と思い、始めてみました。皆様のご寛恕を請うところです。

 

徒然なるままに読み散らす本の中から今回取り上げるのは、本川達雄著『ウニ

はすごい バッタもすごい』(中公新書)。

 

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『いきものの体のつくりは、かたちも大きさも千差万別。バッタの跳躍、クラゲ

の毒針、ウシの反芻など、進化の過程で姿を変え、武器を身につけてきたいきもの

たちの、巧みな生存戦略に迫る。』という、表紙裏のコピーや、新聞広告に惹か

れて読んでみました。

 

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動物界の34の『門』のうちの5つ、

刺胞動物門(サンゴ)

節足動物門(昆虫)

軟体動物門(巻貝)

棘皮動物門(ヒトデ、ナマコ、ウニ)

脊索動物門(ホヤ)

が取り上げられています。新書版なので、かなり簡素に判り易く書かれては

いますが、それでも結構生物学の入門書・教科書的な感じ(お堅い感じ)も

します。そんな中から、面白かった記述を羅列・要約してみます。

 

『海で最も生物多様性が高いのがサンゴ礁。サンゴ礁の面積は海洋の0.2%

だが、海水魚の三分の一が、全海洋生物の四分の一がサンゴ礁にいる。』

サンゴ個体の中に相利共生している褐虫藻による光合成によって生じる有機物

のおかげと解説されています。

 

その褐虫藻が減るとサンゴは白くなり(白化)、光合成産物減ってサンゴは

死滅してしまいます。活性酸素の除去が不足するからだと言われています。

サンゴ礁の白化の原因としては、異常な高温・低温、強すぎる光、長期の暗雲、

大雨による塩分低下などが挙げられていて、海水温が1~2℃変化するだけで

白化してしまうとのこと。

 

1998年には千年に一度のエルニーニョによって、世界のサンゴ礁の16%

が破壊され、最も深刻な影響を受けた沖縄ではその8割が破壊されたそうです。

また、2016年には、日本最大のサンゴ礁、石西礁湖(石垣島と西表島の間)

の7割が白化により死滅しました。単純な計算をすれば、もし今のようなペース

が続いたら、なんと2050年には世界全てのサンゴ礁が死滅してしまうかも

知れないとのことです。

 

 

ヒトデ・ナマコ・ウニのような棘皮動物門に共通した特徴は、管足という多数の

足と、星形・5角形(五放射相称形)。この5角形はヒトデでは判り易いですが、

ウニも、トゲを取り除いてしまうと、星形が一目瞭然です。ナマコも口側から

見ると5角形をしています。

 

なぜ『五』なのか(動物では珍しいが、植物では五弁の花が多い)?には諸説

あって定説がないようですが、『(より多く)動く動物には左右相称形が適して

おり、(あまり)動かない動物には円形・放射相称形が適している。』

 

 

さて、ホヤに代表される脊索動物門。『脊索』とは動物の体の主軸を支える柔ら

かな棒状の組織ですが、これが進化したものが『脊椎』で、何と我々人間もこの

脊索動物門の仲間なのです!わぁ、ビックリした~!

 

脊索動物門

  頭索動物亜門  ナメクジウオ

  尾索動物亜門  ホヤ、サルバ

  脊椎動物亜門  無顎上網         顎のない魚、ヤツメウナギ

          顎口上網 軟骨魚類網   サメ、エイ

          上鰭(き)網  魚の大半

          肉鰭網     シーラカンス、肺魚

          両生網

          爬虫網

          鳥網

          哺乳網

これって下から順に人類・哺乳類に近い順ということですよね!

 

脊索から脊椎に進化した結果、運動能力が飛躍的に増したが、初期の進化の理由

は、陸では不足しがちなリン(P)やカルシウム(Ca)を蓄えるためのもの

だったそうです。

 

動物には34の門があり、そのうち13門に陸上生活が見られるが、大半は土

の中や湿った場所。乾燥のリスクのある陸上で生活をしているのは、節足動物と

鳥と四足の動物だけ。水から離れても生命を維持できるようになるには、格別の

仕組みや悠久の歳月が必要だったのですね。

 

 


夏越しの祓い~茅の輪くぐり

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

先週、夏至を迎えました。いよいよ夏本番だな、梅雨が明けたら本格的な

夏の到来だな、という感覚です。

 

このところ、三嶋大社さんの古典講座を受講しています。今年度は10回を

かけて、東洋大の菊地義裕先生が、『日本の心 日本の文化 ~ 古今和歌

集を読む』と題してご講義されます。

 

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紀元8世紀半ばの万葉集も『日本の心、日本の文化』を今によく伝えてはいま

すが、それらを集約し洗練し定型化した、という意味でも、また、折しも国字・

ひらがなの普及と併せて国風文化隆盛の礎となった、という意味でも、紀元10

世紀初頭に編纂された古今和歌集は、まさに『日本の心 日本の文化』をその後

長くに亘って規定することになったエポック・メイキングな金字塔なのだ、とい

うことがおぼろげながら解り出しました。

 

例えば、万葉集では、夏の歌の素材として、動物なら時鳥(ホトトギス)、蝉

(ヒグラシ)、ウグヒスが、花でも卯の花、花橘、ナデシコ、オウチ、夏草、

アヤメグサなど、数多く取り上げられていますが、古今集では動物は時鳥(ホ

トトギス)、花も春の花の時節遅れ二首を除けば花橘、蓮、撫子(とこなつの花)

しかありません。古今集の夏の歌は全部で34首ありますが、時鳥(ホトトギス)

の登場はなんと28首にも上ります。古今集では、夏=短夜=時鳥=花橘と極端

に定型化されていることが判ります。これが夏のスタンダードとなったという

ことです。

 

 

古典を読むと、時に季節に違和感を感ずることがあります。旧暦と新暦の違い

によるものです。

 

冒頭に挙げた『夏至』は新暦では6月下旬ですが、旧暦では5月上旬、まさに

夏のど真ん中。五月雨(さみだれ)は梅雨のこと、五月晴れが梅雨の合間の晴

れ間を指していたのですね。

 

一方で、新暦でも旧暦の日付のままのものもあります。例えば旧暦の5月5日

の端午の節句は新暦で言えば6月下旬、ちょうど菖蒲の季節と重なります。同

じ理屈で、七夕もお盆も夏の終わり・秋の訪れを想起させるものだった訳です。

 

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三嶋大社には今週末の夏越しの祓いの茅の輪がちょうど設置されました。

旧暦6月末は、夏が終わり1年のちょうど半分が終わる大きな節目の時。

夏を越す、まさにその日の厄払い、夏から秋への風物詩なのですね。その

ために万葉集では、よく夏越しは七夕や秋風と一緒に詠まれた、と教えて

戴きました。

 

こんな楽しい話題も交えながら進んでゆく、楽しくためになる講座です。

 

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