スタッフブログ すずのね

ジャコメッ『ティ―』?

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

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先日、国立新美術館で開催中の『ジャコメッティ展』を覗いて来ました。

 

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ご存知、針金のように細く引き伸ばされた人物像で有名なスイス生まれの

ジャコメッティは、サルトルにも絶賛された実存主義の旗手たる彫刻家と

言われていますが、そこに到達するまでに長い苦悶の道のりがあったこと

に驚きました。

 

 

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ブラックやピカソが時代の寵児として喝采を浴びるパリで、ジャコメッティ

もキュビズムやシュールレアリズムの大波の中に身を投じますが納得の行く

ものに辿り着けず、モデルを使ったレアリズムに道を見い出そうとしたり、

モデルを使わず記憶だけに頼ったシュールレアリズムに振れたり、やがて再

びモデルを使った制作に戻る頃には、とうとうほんの数センチほどの彫像し

か制作できなくなってしまっていた、という時期もあったということです。

 

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(向こう側に鑑賞している人が見えるので、その作品の小ささが判ります)

 

 

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会場出口のショップでユーモアたっぷりの商品を発見しました。その名も

『ジャコメッ〈ティ―〉』。静岡県の安倍川上流域で採れた茶葉から作った

和紅茶だそうです。〈お茶〉目なネーミングですね。

 

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ジャコメッティ展、9月4日(月)まで、あと10日ほど開催されています。

 


梅名モデルハウス 徐々に見え始めました!

住まいづくり担当の情野です。

 

夏真っ盛り、甲子園もベスト16をかけて熱戦が繰り広げられています。

 

 

そして、、、暑さや高校野球とは関係ありませんが(^^ゞ

 

三島市梅名で工事中のモデルハウスも順調に進み、

 

遂に外部足場が外されました!

 

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室内も順調に進んでいます。

 

これは、室内の板貼り『焼き杉』です。

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そこで!! 皆様にお知らせです。

 

9/9(土)・10(日)限定で

 

梅名モデルハウス『プレオープン』いたします!

 

http://www.szki.co.jp/event/

 

 

お庭の工事が未完成かもしれません。。

 

ご容赦くださいm(__)m

 


シリーズ・徒然読書録~『プノンペンの奇跡』

あれもこれも担当の千葉です。

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて

大雑把、何かしらからだのどこかに蓄積されていれば良いという思いで、雑然

と読み流します。その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かとも恐縮しつつ、

ブログに読書録なるものを記してみるのは自分にとって有益かも知れないと思い、

始めてみました。皆様のご寛恕を請うところです。

 

徒然なるままに読み散らす本の中から今回取り上げるのは、『プノンペンの奇跡』。

JICA中部国際センター所長の鈴木康次郎氏とJICA客員専門員の桑島京子氏の共著

(佐伯印刷株式会社出版事業部刊)。副題に『世界を驚かせたカンボジアの水道

改革』とあるように、長く内戦に苦しんだカンボジアの首都プノンペンで、水道

管の不法接続や盗水が横行し、水道公社が腐敗と汚職の温床だった90年代に、わ

ずか15年の間に安全な水を市民に届け、日本にも劣らない高いレベルのサービス

を提供するまでに成長した奇跡の背後にあったものは何かを記したドキュメン

タリーです。

 

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『1993年当時のプノンペンでは、市街地の20%程度にしか水道が普及して

いなかった。それも、一日10時間程度の給水だった。水が来ないため、市民た

ちは自主的に市道の配水管に穴を空け、地下に受水ピットを設け、かろうじて水

を利用する状態であった。・・・職員のモラルは低く、幹部職員みずからが、不

正な水の販売や給水管の接続を手掛けるような腐敗の温床と化していた。・・・

それが10年のうちに劇的に改善された。貧困スラムを含む市街地全域に拡大し、

毎日24時間、安全な水道水として供給できるようになったのである。しかも、

漏水や盗水などのために膨れ上がっていた無収水率は、72%から20%に激

減し、13年後には8%へ、そして18年後の2011年には6%へと大幅に削減され、

健全な経営水準を達成した。これは日本を含む先進国と比べても極めて優れた

水準にある。・・・ロンドンの26.5%、トリノの25%、マドリードの10.5%

よりはるかに低い。東京の2.8%には及ばないものの、パリの5%やベルリンの

5%と同水準に至っている。アジアの殆どの都市水道事業体の無収水率が、現在

でも50%前後で推移している中、6%という数字は実に驚異的なものである。』

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これらを可能にしたのは、悪しき故習を排し、能力のある若手を登用し、活躍

させるエク・ソンチャンという優れた人物のリーダーシップのみではなく、そ

れを支えたカンボジアという国の政治判断や政策、そして日本の協力・支援や、

世銀など国際機関の協力があったからだそうです。日本からは、とりわけJICAの

マスタープラン・長期整備計画がこの大事業の道しるべとなり、それに沿った

資金提供と、北九州市の職員・技術者の献身的な技術指導、テレメーター・

システムの供与があり、これらが飛躍的発展には欠かすことができなかった

ということです。

 

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ドラマ化もされた沢井鯨氏の小説、P.I.P.(プリズナー・イン・プノンペン)で

想像していたような、不幸な内戦状態が長く続いた、無法地帯のイメージとは

かけ離れた成功譚に、カンボジアという国の歴史に興味をもちました。しかし、

内戦の頃に限らず、なかなかカンボジアの歴史を記した本と言うのは少ないの

ですね。その中で、今川幸雄氏訳・著『アンコール遺跡とカンボジアの歴史』

は貴重でした。また今ではネットでかなりの概略は掴めるようになったのも

便利ですね。

 

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今川氏の著作とネットで得た情報をメモ書きしたものが手元にあります。それを

書き写して終わりにします。

 

紀元前後よりインド文化の影響・・・サンスクリット文字、バラモン教(古代

ヒンズー教)と大乗仏教(現在は小乗仏教)、アンコール・ワットもバラモン教

と大乗仏教。

3世紀頃より中国に朝貢・扶南王国、インドからの侵攻にも抵抗。

6世紀にカンプチア王国(真臘王国)の名称、しかしじきに7世紀にはジャワ王国

の属国化。

ついに9世紀、アンコール王朝(クメール王朝)。12世紀アンコール・ワット、

アンコール・トム建設。

13世紀の元(モンゴル)の侵攻、シャム(アユタヤ朝)の侵攻により首都を

転々と変更。

14世紀に小乗仏教へ。これより長くシャム・タイやチャム・ベトナムの勢力下・

影響下に。

19世紀、フランスの保護条約国に。日本軍の進駐を許しフランスを排除。

第二次大戦後、1945年にシアヌーク王が独立宣言、1953年にフランスから実質

独立回復。

1970年、ベトナム戦争下、親米のロン・ノルがクーデター

1975年、共産主義クメール・ルージュのポル・ポトによる恐怖政治

1978年、ベトナム系プノンペン政権 フンセン

1993年、シアヌーク王再即位

 


シリーズ・徒然読書録~ジャケ買い、若しくは藤田宜永著『奈緒と私の楽園』

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて

大雑把、何かしら記憶のどこか心の片隅に蓄積されていれば良いという思いで、

雑然と読み流してしまいます。その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かと

も恐縮しつつ、ブログに読書録なるものを記してみるのは自分にとって有益か

も知れないと思い、始めてみました。皆様のご寛恕を請うところです。

 

 

徒然なるままに読み散らす本の中から今回取り上げるのは、藤田宜永著『奈緒と

私の楽園』(文芸春秋刊)。

 

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先日の日経新聞に面白い記事がありました。直木賞作家の萩原浩氏の

『ジャケ買い』に関する寄稿で、萩原氏がジョン・アーヴィングの

『ガープの世界』をジャケ買いしてこの素晴らしい作家を知ることに

なったという記事です(J・アーヴィングは私も好きで、『ホテル・

ニューハンプシャー』や『サイダー・ハウス・ルール』がお気に入り

でした)。

 

レコード、それもLPでは私もジャケ買いしたものは何枚もあり

ました。では小説はというと、帯や書店のポップに釣られて手に

することはよくありますが、いわゆるジャケ買いはあまりありま

せん。その数少ないジャケ買いの一つが、先日図書館で見掛けた

この本です。

 

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まさに表紙の絵を見てあれっ?と思い手に取った本です。皆様ご存知の

アンリ・マティスの代表作である『ダンス』(MOMAではなくエルミ

タージュに収蔵されている方)、はて、他にもこれを表紙にした小説を

確か読んだはずだ、と思いながら今もって思い出せていません。

 

さて、藤田宜永氏の本著ですが、人生や女性関係を達観している主人公が

想定外の言動をする若い娘に惹かれ、大人という仮面の下に隠してあった

自分の、母性への憧れや幼児性が露わになって行くという内容。直木賞作

家とは言うものの、臆せず一刀両断に切り捨ててしまって良いものならば、

『無邪気そうな女を官能の蜜壺に誘い込んで、新しい世界を見せてやろう

なんて気持ちは毛頭ない。ふわりとした奈緒に惹かれているだけである。』

という程度のスノビッシュで軽薄でいて、世俗の薀蓄に富んだ如何にも藤田

流のお洒落で軽いポルノ小説といった感想を持ちました。同じような男女の

心の機微をテーマにしていても、直木賞受賞作『愛の領分』の頃はもう少し

真摯さがあったように思えるのですが、、、。

 

 

数少ない小説のジャケ買いのもう一つは、ちょうど一年ほど以前にこの読書録

にも取り上げた群像新人賞作家の朝比奈あすか著『少女は花の肌をむく』です。

http://www.szki.co.jp/blog/archives/6552

 

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これも『肩すかし』を喰った感じでしたので、私にはどうもジャケ買いのセンス

がない、ということのようです。

 


夏、真っ盛りの花たち

あれもこれも担当の千葉です。

 

梅雨明け後の10日間があっという間に過ぎ、朝のラジオ体操の音楽、三嶋大祭り

(三嶋大社の夏祭り)に向けた子供シャギリ練習の鉦の音など、夏休みに入った

子供たちの声があちらこちらから聞こえるようになりました。

 

暦ではあと10日もすれば立秋ですが、暑さはこれからが本番といった感覚です。

 

2017071200000003シマフトイとなでしこ

 

玄関脇に吊るしたカレンダー、残り少ない7月の花は、なでしことシマフトイ。

 

妻の練習作。向日葵(とヒペリカム)の生け花って難しそう。

 

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花御札の絵柄は七夕からオモダカにスイッチしました。

 

 

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以前ご紹介した弊社の朝顔プロジェクト、蔓も随分と伸びました。

 

 

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我が家の夏の花の代表、芙蓉が咲き始めました。九月中頃まで毎日々々

咲いては散りを繰り返し、目を楽しませてくれます。

 

百日紅(さるすべり、紅ではなく白ですが)、緋扇(ひおうぎ)、ウツギ

(ハナツクバネウツギ)、小菊(孔雀草?)、木槿(ムクゲ)。この先は、

街角や庭で見つけた花々を羅列して終わります。暑さ厳しき折、皆様どうぞ

ご自愛下さいませ。

 

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