2012.12.01

小さな親切運動で元気な挨拶

総務の中林です。

 

今年度第3回目の小さな親切運動に、スタッフ6名とともに参加してきました。

9時50分に集合し、三島市立南小学校と同校周辺の落ち葉やゴミ拾い、プランターに球根の植え付け等の作業を約1時間実施しました。



今回の活動では、一緒に参加した少年野球の皆さんにとても気持ち良くさせてもらいました。

 

活動が始まる前に元気な挨拶をしてくれている中で、友達が小さな声だったりすると、「もっと大きな声で」と声を掛け合っています。「あいさつ運動協力校」に指定されていることも影響しているのかもしれませんが、こちらも元気良くしなければと、元気な挨拶が持つ力強さを改めて感じることができました。



もちろん、キレイになった校庭も気持ちが良かったです (^_^)v

 
2012.11.30

二世帯住宅 完成見学会(清水町堂庭)

花崎です

 

12月8(土)・9(日)に

清水町堂庭(清水町役場のすぐ近く)で完成見学会を開催します。

完全分離型(玄関など全て別々)の二世帯住宅です。

 

 

建物の外観



大きな二層の屋根が重厚感を演出しています。

左側に少し見えているのが現在のお宅。

新しいお家への引っ越が終わったら解体し、駐車場やお庭を作る予定です。

 

 

1階のリビングダイニング



続き間の和室



2階もそうですが、

LDKを中心にして、各お部屋につながる間取りになっています。

 

 

書斎スペース



リビングとの間に仕切りを設け、

プライバシーを確保しつつ閉塞的な空間にならないようにしています。

 

 

キッチンには収納が沢山あります。



親世帯の玄関ホール



子世帯の玄関ホール



(白い)扉で両世帯が行き来できるようになっています。

 

 

2階のリビングダイニング



製作家具の本棚が沢山あります。

 

 

小上りの畳スペース



ここでゴロゴロします。

 

 

ワンちゃんのお部屋



リビング・洋室・バルコニーに面しています。

サンルームも兼用しているので、お洗濯物も干せます。

 

 

L型の洗面化粧台



形状や色合いは奥様からのご要望。

 

 

屋根裏の収納部屋



2階のホールと同じ床の高さなので使い勝手が便利です。

 

 

今年最後の見学会です。

二世帯分の想いを、ゆっくりとご覧ください。

 

 
2012.11.30

冬模様

営業部の冨田です。

 

明日から師走、日に日に増す冷たい風と共に景色も冬バージョンに移り変わります。

寒さは苦手ですが、寒い冬だからこそ一層映える風景もあります。

特に夜のイルミネーションは、冷えた体をその美しさから暖かく包んでくれます。

ご近所や、通勤途中で目を追ってします「冬のイルミネーション」を今年も楽しみたいと思います。

電力が切迫している状況ですが、少しだけ心のケアに使わせていただきます。

・・・・・お許しを。

 

★弊社のお客様のご自宅脇にて



毎年毎年、少しずつ進化しているようです。

今年は長いツリー状のイルミネーション。

東京スカイツリーのイメージのようです。・・・・・いかがですか?

 

★この辺りでは定番ですが、御殿場高原時之梄のイルミネーション。



ここ暫く見る機会がなかったのですが、久しぶりにのぞかせていただき、

やはりすごいな、・・・・・これを目的に週末渋滞になるわけですね!

誰が見てもきれいだなと、小さな子供さんであれば夢の世界ですね。

今年のテーマは、青森「ねぶた」です。

ねぶたの和的な光の像と、LEDの繊細なイルミネーションのコラボです。

 



ねぶたを実際に見る機会もなかなかないので、是非。



週末は混むと思いますので、できれば平日仕事終わりに少し足を伸ばして楽しんでみては。

1月までは、16:30~22:00が点灯時間です。

ご家族で、カップルで・・・・・温かいフード関係もそろっていますよ。

 

昼間の風景も、夜に負けていません。

黄色く色づいたイチョウ並木は、この辺りにもいくつかありますが、

 

☆仕事柄よく通る日大(文教町)の並木道。



かなり落ちて、道路脇の歩道はじゅうたん状態になっていますが、

絵的には最高のアングルですね、白いキャンバスに色を落としたくなる気持ちです。

脇で実(銀杏)を集めている数名のご婦人方も入れて。

 

街のあちこちで、クリスマスツリーも見え始めました。

北海道の被害を見ると申し訳ないのですが。

鍋を囲むのも良し、

少しアクティブに足を運んで、ハートを暖めたいものです。

 

でも、一番暖まるのは自宅で待っている子供達の

「 おかえりなさい 」ですね。

そんな住いづくりのおてつだいがしたいですね。

 

・・・え?嫁さんは。         終了~

 
2012.11.29

社員のご家族の想い

あれもこれも担当の千葉です。

 

パーティーを開いたりする甲斐性が無いもので、せめて社員の配偶者や

親御さんのお誕生日にバースデー・カードをお送りしています(下手な字

でとても恐縮なのですが)。時に配偶者の方や親御さんから心暖まるお

返事を戴くことがあります。



先般戴いたお手紙は、配属部署が変わった社員の奥様からのもの。

ご主人を思い遣る気持ちに溢れていました。最初は不慣れな任務に苦労

するご主人を心配していたけれど、一所懸命に取り組むその姿を見て、あ

あこんなにも建築の仕事が好きなんだな、ならばできる限りの応援をしよう、

と思われた奥様の心の経緯が記されています。素敵な奥様ですね、そして

素敵なご家庭ですね。

 

社員が頑張れるのは、やはりご家族のご理解とご支援があるからだとつく

づく感じ入りました。感謝感謝です。

 
2012.11.27

備えあれば憂いなし・・・・・自主防災訓練を終えて

営業部の冨田です。ついにブログデビューです。

3.11以来、様々なことを考えるようになりましたが、少しでも実行に移していることが皆さんありますか?

弊社でもBCPの一環として、11月17日に全社員参加による防災訓練を行いました。

朝6時に地震発生の安否確認メールから始まり、一部の遠隔地通勤者以外は徒歩や自転車により通勤しました。

遠距離の社員も1時間以上掛けて出社しましたが、通常の車での通勤と違い大変ですが新しい発見もあったようです。

集まった社員にて本部(テント)を立上げ訓練開始です。



全体朝礼にて、今日の活動確認です。

いつもの朝礼とは違い、少し緊張感のある雰囲気です。

訓練とはいえほぼ全社員が集合する機会はなかなかないので、・・・・・いい感じです。

自主防災においてよく言われる、「自助、共助、公助」の中で今日は訓練のため地域活動として、

会社周辺の「清掃活動」を実施しました。弊社の交差点から東西南北の4班に分かれ、

小雨降りだしましたが、ゴミ袋を片手に元気よくスタート。

歩き出すと普段と違う風景が見えてくるものです、災害時でも地域を知っているかどうかが対応力に違いが出るものです。



目立つのはやはりタバコの吸殻、コンビニ関係のゴミですかね。

それでも、近隣の皆さんが清掃活動をしていただいておりますので、・・・日本って、静岡って、三島ってきれいだなと!!

集まったゴミは、可燃ごみが23kg、不燃ごみが6kgでした。

さて、訓練開始です。

いくつかの班に分かれ訓練が始まりました。

本部の中心となる「連絡担当班」は、発電機の限られた電源を使いPCや手書きにより情報整理を行い、

会社のバックアップデータの確認等を行いました。

私たち営業部は「お客様被害対応班」としてお客様やその地域の情報収集整理とその対応発信です。

今回の訓練では、様々な状況を想定しながらどのような行動が可能なのか?チームによる意見を出し合いました。

初めての訓練とあって例年各地域で行っている自主防災訓練とは少し違い、基本的な行動ルールから、

「自助、共助の判断をどこでするか」など、個々の考えを引き出す機会となりました。・・・・・いいな、この感じ!



今後の改善につながる本日の目的の一つです。

この後は、構内に設置してある消火栓を使って実際に放水訓練、防災倉庫の点検等を行いました。

この防災倉庫は、地域の方にもいざという時に使っていただくように設置してあります、136号線沿いにある倉庫です。

すべての資材等を準備してはありませんが、毎年考えながら蓄えをしております。

基本訓練もほぼ終了し、本来ならばやはり炊き出し訓練となるところですが、今日は本日のもう一つの目的でもある

「バーベキュー大会」です。小雨降る中でしたので、倉庫の一部とテントを活用して、火起こしが始まりました。

いざという時には、「食する」ことが大切です。食材の事前準備はありましたが、役割分担を決めなくてもあっという間に

準備完了。お腹もすいてきたので、「かんぱーい」でスタート。



肉や野菜の皿がどんどん消えていく・・・・・いい食べっぷり、

おやじ(自分も含めて)の一部はその姿を見て・・・もう若くない、無理無理・・・・・。

屋外でみんなの笑い声が響くのも久しぶりです。・・・・・とてもいい感じ。

明日から皆元気で仕事ができそうで~す。

普段から様々な訓練を通していざという時に、「自分を守り、家族を守り、地域を守る」意識と行動力。

これから防災訓練の改善が始まります。

その源となるのは、人の力と組織力です。それが、確認できた有意義な訓練でした。・・・・・お疲れ様

 



このような機会をつくっていただいた会社に感謝です。

 

寒さが日に日に増すこの頃、火の元には気をつけましょう。(自主防災部長Y 談)

 
2012.11.26

DIY(ウッドデッキ塗装)

総務三須です。

自宅ウッドデッキの再塗装をしました。

このデッキ、製作したのは8年前。ちょうどイチロー選手が大リーグの最多安打記録を作った年です。記録達成の瞬間のテレビを見ながら、腰痛と闘いせっせと作っていたことを思い出します。

このところ何年か、塗装をしていなかったのでご覧のとおり。



塗装が剥げ落ち、シルバーグレーの状態となってしまいました。

ウエスタンレッドシダーという、割合に耐久性の高いデッキ材を使っているので、塗装が剥げた状態でも大きな損傷や腐りなどもなく、特に問題なく使用できていますが、さすがにそろそろ・・・





角は擦り減り、陽に当たらないところは苔生しています。

間伐材のヒノキで自作した鉛筆型の手すりは、ご覧のとおり、根本が腐ってしまったので今回撤去しました。

 





さて、再塗装の前にまずは洗浄から。

 

A社製のウッドリバーバーという洗浄剤を使用しました。

 



デッキ全体に水を撒き、デッキブラシでゴシゴシと磨きます。苔生した細かい部分はたわしを使いました。



洗浄後の写真。元の塗装の皮膜が少し残ってしまいましたが、とても綺麗になりました。心なしか元の木材の茶色が出たような気がします。



乾かした後で、いよいよ塗装に入ります。

今回使用した塗料は、洗浄剤と同じA社のインウッドという製品。木材に浸透するタイプのもので、量はウッドデッキの広さに合わせ3.8リットル、色は「ピーカン色」というこげ茶っぽいものを使用しました。



 

この塗料と洗浄剤はネット購入です。右上の写真をよく見ると缶が凹んでいるのが判りますか?

このような缶の商品がアウトレットということで、普通より少し安く購入できます。中身は全く新品と変わらないのでお買い得です。

塗りこみはコテ刷毛をメインに、細かい部分は80円位で買える刷毛を使いました。とても伸びの良い塗料なので、ウエスのような布切れでも塗ることができます。



そして塗装後の写真がこちら。



Before⇒Afterで比較してみるとこんな感じ。

ちょっとムラが出てしまいましたが、DIYということでご愛嬌。



水はじきも最高です!

 



しめて丸1日の作業。かかった費用は約1万円ちょっと。塗料は使い切ってしまいましたが、洗浄剤はほんの少ししか使いませんでした。

これでまたしばらくは塗装せずに済みそうです。よく、「1年に1度程度は塗装を」と言われますが、経験的には3年に1度くらいでも大丈夫な気がします。もちろんデッキの材質にもよりますが。

デッキの材質は「ウリン」や「イペ」のような堅くて耐久性のある材料がお勧めです。単価は高いですが、塗装無しで何年も持つので、結果的にはお徳だと思います。

とは言っても、とても堅い木なのでDIYでの製作はちょっと不向きですが・・・

そして肝心なのが塗料。安い塗料もありますが、今回使ったような製品は伸びもよく、少しの量で広い面積が塗れて耐久性も結構あるので、初期投資は若干かかりますが、やはり結果的にお徳です!

他にも完全メンテナンスフリーな合成樹脂性のものもありますよ。ご参考まで。

 
2012.11.26

私の好きな温泉

リフォーム部に所属する中根です。私の楽しみの一つに温泉があります、休みになると夜明け頃から、家を出て 「 伊豆長岡温泉 弘法の湯 」に向います。弘法の湯は日帰り温泉施設で、朝7時からの営業となっていますが、宿泊もやっていますので朝6時過ぎからでも入場可能です。朝早くから入れるので得した気分になれます。お風呂も色々有りまして、岩盤浴・ミストサウナ・ラドンの湯・露天風呂と楽しめます。 入浴の合間には無料休憩所も有りテレビを見ながら横になる事も出来ます。嬉しい事に休憩所は持ち込み可能でお弁当を持って行く事も可能です。ここで新聞を読みながら休憩する時間が私の至福の時です。温泉は源泉掛け流し、夜中に必ず浴槽等の清掃を行なっているので、朝一はとても透明感のある温泉を楽しむ事が出来ます。そしてこの温泉の最大の魅力は天然鉱石「 バード・ガスタイン鉱石 」・「 玉川温泉の北投石 」をふんだんに各施設に使用してあり、天然ラジウム・ラドン浴が出来る施設なのです。病後の温泉療法に大変効果が有ります。

私も大病を患った後「 弘法の湯 」を偶然知って週イチペースで通いましたが私的感想ですが、かなりの効果を感じました。 それ以来の私の楽しみとなりました。料金は基本日帰りプランが1千円(浴衣2・バスタオル2・フェイスタオル1付き)で手ぶらで行っても利用出来ます。  温泉の好きな方は是非一度行ってみて下さい。 温泉好きなスタッフの中根でした。

伊豆長岡温泉 弘法の湯 古奈本店

住所:伊豆の国市古奈1179フリーダイヤル0120-57-2617
2012.11.18

今年の紅葉は?

あれもこれも担当の千葉です。

 

今日は一日掛けてロータリークラブの地区大会で山梨県甲府市に行って

来ました。国際ロータリー会長代行として講演に見えられた茶道、裏千家

の前宗家千玄室氏は満89歳にして聡明闊達、素晴らしいお人柄でした。



会場の一つとなった甲府・湯村温泉のホテルの素晴らしいお庭での休憩

の風景です。奥に見えるように、山梨は静岡よりも大分紅葉は進んでいる

ようです。



こちらは先週の三島のイトーヨーカ堂横の銀杏並木。黄色く色付いた葉は

とても少ない様子がお分かり戴けるでしょうか。



こちらは同じく先週の沼津の香貫山の姿。やはり紅葉が遅れている

ような感じです。

 

良く、寒暖の差が大きい年は紅葉が綺麗になると云われていますが、

今年は夏が暑く長かった為、綺麗な効用を期待をしているのですが、

紅葉自体が遅れているのではないかと心配です。

 

皆様の地域では如何でしょうか。

 
2012.11.16

ワクワクスタジオFM収録

設計グループの八木です。

11月16日(金)放送分のワクワクスタジオFMの収録に行ってきました。

いつもながら緊張してしまいお聞き苦しいと思いますが、ご勘弁下さい。

 

今回は建物の耐震化についてお話させて頂きました。

建物の耐震性向上の必要性、耐震診断についてや

診断等の補助についてお話をさせて頂きました。

どうぞ宜しくお願いします。
2012.11.15

贅沢な時間~わさび収穫体験と『羅漢』の魔法のおもてなし

あれもこれも担当の千葉です。

 

先月、中伊豆のわさび栽培9代目の友人の計らいで、わさびの収穫

体験をさせて戴きました。



この中伊豆は筏場のわさび沢は色々なメディアにも登場する『名所』

で、天城湯ヶ島・三島・沼津に縁の濃い作家、井上靖の、今年公開された

自伝的小説の映画化作品『我が母の記』にもロケ地として登場していまし

た。(拙ブログをご笑覧下さい。http://www.szki.co.jp/blog/2012/05/0520_post_19.html)

 



わさび田はご覧のように比較的小さな区画ごとに仕切られています。

所有者が異なるという場合もありますが、作業により濁ったり汚れた水

を区画の間の水路で排水し、次の区画に入らないような工夫がされて

います。上流から下流への配慮、お互いの協力が必要となりますね。

今から250年ほど前に、伊豆のしいたけ栽培の伝授の見返りに、安倍川

上流の地域からわさび栽培の伝授があったと言われています。比較的

冷涼な気候と一年中絶えない豊富な清流が必要で、天城山の北斜面

は持って来いの環境だったそうです。

品種にもよりますが、わさびは生育に1年から1年半の時間が掛かり、この

間に大水や土砂、積雪、渇水などの災害に合わぬよう祈りながら手塩に掛

けるのですね。

 



わさびの生態や栽培の苦心など聞きながら収穫体験をさせて戴き

ましたが、茎をその場でかじりながら夢中になってしまい、作業の風景

を『パシャリ』し忘れてしまいました。上の写真が私が収穫したわさび。

二株から4本(奥にもう1本あります)。真妻(まづま)という品種で、19

ヶ月ものです。

 

収穫体験の後は、中伊豆地蔵堂にある『羅漢』さんでの食事交流会。

そこには築170年の古民家を改装した素敵な空間が待っていました。



玄関を入ると土間スペース。ここでお迎えのお茶を戴きます。



お茶が済むと外の小屋に案内され、そこで食前酒と先附を戴きます。

なんとこの小屋は味噌樽を逆さまにして戸と小窓をつけたもの。風流。



食前酒に話が弾んで暫しすると小屋の外から声が掛かり、また

土間スペースに戻るとそこには見事な八寸が並んでいました。

一枚の黒塗りの大板の上、紅葉の葉のあしらいの中に、一つ々々

手を掛け、見た目にも美しい小さな宝物のような小品が並んでい

ました。席に戻った時の驚きを伴った感動は特筆ものです。この

準備のためにお茶の後に一旦外の小屋に出るという仕掛けだった

のですね。食べてしまうにはもったいないくらい、とは言いながら、

これは何あれはこれだと話が盛り上がります。

 



八寸を食べ終わる頃には、隣の座敷の囲炉裏の炭には、頃良く火が

熾きています。



お酒の徳利も灰に挿して炭の火でお燗をします。網に立てかけ易い

ように徳利の胸の辺りに二つの突起があり、ちょうど小さな子供が塀

に手を掛け向こうを覗き込むような形で可愛らしい。

この日はお仲間の天城軍鶏の生産者の方がお肉を届けて下さり、特別

にメニューに加えて戴きました。この天城軍鶏の見事な歯ごたえにびっく

り。皆がたてる音がとてもお肉を噛んでいる音ではありませんでした。



さんざん飲み、食べ、話に興じ、かなり満腹になっていましたが、釜で

炊き立てのご飯が出ると、満腹中枢は麻痺してしまい、香ばしいおこげ

の混じった美味しいご飯を平らげてしまいました。

 



ご飯の上の振り掛けは、この日教わった『わさびレシピ』の一つ。

鰹節の削り粉におろしたてのわさびを合え、少量のお醤油を加え

たもの。香ばしさが増し、絶品でした。因みにもう一つ教わった

『わさびレシピ』は、わさびの茎を5ミリ程に刻み、塩もみしてアクを

抜いて塩昆布と混ぜるもの。早速帰って作ってみました。塩を入れ

過ぎないのがポイントです。

 



ご飯が終わる頃には隣の土間にデザートが用意されていました。

 



デザートを食べ終わると、なんと入館してから5時間以上も経っていま

した。まるで浦島太郎。こんなに長くお邪魔していた感覚は全く無く、

仲間との話しに興じていたにせよ、この『羅漢』さんの魔法のようなおもて

なしのなせる業に違いありません。一日に一組だけへの全身全霊を込

めたおもてなし。心地よい時間、空間、お料理、そして仲間が融合し、通常

の時間感覚を失ってしまうような素敵なひとときを経験させて戴きました。