2018.06.29

長泉町「K様邸」立柱式

住宅・リフォーム営業部の山入です。

以前、ブログでもご紹介しました長泉町の「K様邸」が6月上旬に無事、上棟しました。

現在6月下旬になりますが、工事は順調に進み「立柱式」を執り行わせていただきました。



切り妻の急勾配屋根が印象的な外観です。



北側からの外観です。1階はRC造の音楽室になります。



ご家族の皆様が思い思いに、お願い事などを柱に書いていただきました。

和気あいあいとしたご様子がとても印象的でした。

我々工事に携わる者として、ご家族の思いを受け止めて工事にあたらなければと、気の引き締まる思いです。

また近隣の方々への感謝も忘れずに、今後もスタッフ一同安全作業に努めたいと思います。

見学を希望される方は、お気軽にご連絡ください。

山入でした。
2018.06.28

シリーズ・徒然読書録~本川達雄著『ウニはすごい バッタもすごい』

あれもこれも担当の千葉です。

 

読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて

大雑把、何かしら記憶のどこか、心の片隅にでも蓄積されていれば良いという

思いで雑然と読み流しています。暫くするとその内容どころか読んだことさえ

忘れてしまうことも。その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かとも恐縮し

つつ、ブログに読書録なるものを記してみるのは自分にとって有益かも知れない

と思い、始めてみました。皆様のご寛恕を請うところです。

 

徒然なるままに読み散らす本の中から今回取り上げるのは、本川達雄著『ウニ

はすごい バッタもすごい』(中公新書)。

 



『いきものの体のつくりは、かたちも大きさも千差万別。バッタの跳躍、クラゲ

の毒針、ウシの反芻など、進化の過程で姿を変え、武器を身につけてきたいきもの

たちの、巧みな生存戦略に迫る。』という、表紙裏のコピーや、新聞広告に惹か

れて読んでみました。



動物界の34の『門』のうちの5つ、

刺胞動物門(サンゴ)

節足動物門(昆虫)

軟体動物門(巻貝)

棘皮動物門(ヒトデ、ナマコ、ウニ)

脊索動物門(ホヤ)

が取り上げられています。新書版なので、かなり簡素に判り易く書かれては

いますが、それでも結構生物学の入門書・教科書的な感じ(お堅い感じ)も

します。そんな中から、面白かった記述を羅列・要約してみます。

 

『海で最も生物多様性が高いのがサンゴ礁。サンゴ礁の面積は海洋の0.2%

だが、海水魚の三分の一が、全海洋生物の四分の一がサンゴ礁にいる。』

サンゴ個体の中に相利共生している褐虫藻による光合成によって生じる有機物

のおかげと解説されています。

 

その褐虫藻が減るとサンゴは白くなり(白化)、光合成産物減ってサンゴは

死滅してしまいます。活性酸素の除去が不足するからだと言われています。

サンゴ礁の白化の原因としては、異常な高温・低温、強すぎる光、長期の暗雲、

大雨による塩分低下などが挙げられていて、海水温が1~2℃変化するだけで

白化してしまうとのこと。

 

1998年には千年に一度のエルニーニョによって、世界のサンゴ礁の16%

が破壊され、最も深刻な影響を受けた沖縄ではその8割が破壊されたそうです。

また、2016年には、日本最大のサンゴ礁、石西礁湖(石垣島と西表島の間)

の7割が白化により死滅しました。単純な計算をすれば、もし今のようなペース

が続いたら、なんと2050年には世界全てのサンゴ礁が死滅してしまうかも

知れないとのことです。

 

 

ヒトデ・ナマコ・ウニのような棘皮動物門に共通した特徴は、管足という多数の

足と、星形・5角形(五放射相称形)。この5角形はヒトデでは判り易いですが、

ウニも、トゲを取り除いてしまうと、星形が一目瞭然です。ナマコも口側から

見ると5角形をしています。

 

なぜ『五』なのか(動物では珍しいが、植物では五弁の花が多い)?には諸説

あって定説がないようですが、『(より多く)動く動物には左右相称形が適して

おり、(あまり)動かない動物には円形・放射相称形が適している。』

 

 

さて、ホヤに代表される脊索動物門。『脊索』とは動物の体の主軸を支える柔ら

かな棒状の組織ですが、これが進化したものが『脊椎』で、何と我々人間もこの

脊索動物門の仲間なのです!わぁ、ビックリした~!

 

脊索動物門

頭索動物亜門  ナメクジウオ

尾索動物亜門  ホヤ、サルバ

脊椎動物亜門  無顎上網         顎のない魚、ヤツメウナギ

顎口上網 軟骨魚類網   サメ、エイ

上鰭(き)網  魚の大半

肉鰭網     シーラカンス、肺魚

両生網

爬虫網

鳥網

哺乳網

これって下から順に人類・哺乳類に近い順ということですよね!

 

脊索から脊椎に進化した結果、運動能力が飛躍的に増したが、初期の進化の理由

は、陸では不足しがちなリン(P)やカルシウム(Ca)を蓄えるためのもの

だったそうです。

 

動物には34の門があり、そのうち13門に陸上生活が見られるが、大半は土

の中や湿った場所。乾燥のリスクのある陸上で生活をしているのは、節足動物と

鳥と四足の動物だけ。水から離れても生命を維持できるようになるには、格別の

仕組みや悠久の歳月が必要だったのですね。
2018.06.26

夏越しの祓い~茅の輪くぐり

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

先週、夏至を迎えました。いよいよ夏本番だな、梅雨が明けたら本格的な

夏の到来だな、という感覚です。

 

このところ、三嶋大社さんの古典講座を受講しています。今年度は10回を

かけて、東洋大の菊地義裕先生が、『日本の心 日本の文化 ~ 古今和歌

集を読む』と題してご講義されます。



紀元8世紀半ばの万葉集も『日本の心、日本の文化』を今によく伝えてはいま

すが、それらを集約し洗練し定型化した、という意味でも、また、折しも国字・

ひらがなの普及と併せて国風文化隆盛の礎となった、という意味でも、紀元10

世紀初頭に編纂された古今和歌集は、まさに『日本の心 日本の文化』をその後

長くに亘って規定することになったエポック・メイキングな金字塔なのだ、とい

うことがおぼろげながら解り出しました。

 

例えば、万葉集では、夏の歌の素材として、動物なら時鳥(ホトトギス)、蝉

(ヒグラシ)、ウグヒスが、花でも卯の花、花橘、ナデシコ、オウチ、夏草、

アヤメグサなど、数多く取り上げられていますが、古今集では動物は時鳥(ホ

トトギス)、花も春の花の時節遅れ二首を除けば花橘、蓮、撫子(とこなつの花)

しかありません。古今集の夏の歌は全部で34首ありますが、時鳥(ホトトギス)

の登場はなんと28首にも上ります。古今集では、夏=短夜=時鳥=花橘と極端

に定型化されていることが判ります。これが夏のスタンダードとなったという

ことです。

 

 

古典を読むと、時に季節に違和感を感ずることがあります。旧暦と新暦の違い

によるものです。

 

冒頭に挙げた『夏至』は新暦では6月下旬ですが、旧暦では5月上旬、まさに

夏のど真ん中。五月雨(さみだれ)は梅雨のこと、五月晴れが梅雨の合間の晴

れ間を指していたのですね。

 

一方で、新暦でも旧暦の日付のままのものもあります。例えば旧暦の5月5日

の端午の節句は新暦で言えば6月下旬、ちょうど菖蒲の季節と重なります。同

じ理屈で、七夕もお盆も夏の終わり・秋の訪れを想起させるものだった訳です。



三嶋大社には今週末の夏越しの祓いの茅の輪がちょうど設置されました。

旧暦6月末は、夏が終わり1年のちょうど半分が終わる大きな節目の時。

夏を越す、まさにその日の厄払い、夏から秋への風物詩なのですね。その

ために万葉集では、よく夏越しは七夕や秋風と一緒に詠まれた、と教えて

戴きました。

 

こんな楽しい話題も交えながら進んでゆく、楽しくためになる講座です。

2018.06.25

トータルリフォーム相談会を開催いたします。

山本です。

 

日々、蒸し暑くジメジメとした天気が続いております。

南の方より徐々に、梅雨明けの知らせが届き始めています。

東海地方の梅雨明けまで、もう少しといったところでしょうか。

 

今回はイベントのお知らせです。

6月30日(土)・7月1日(日)の二日間

AM10:00~PM5:00

弊社敷地内におきまして、トータルリフォーム相談会を開催いたします。

耐震・断熱・水回り改修等、お気軽にご相談ください。

また、中古物件をお探しの方も相談に来てくださいね。



毎回好評をいただいております、チャリティガレージセールを開催いたします。

今回は、木材だけでなくタイルやタイルカーペットなど内装材料なんかも出品しますよ。

 

また、お子様にも楽しんでいただけるよう工作教室も開催いたします。

 

ガレージセールと工作教室は、材料がなくなり次第で終わりですm(__)m

皆様のご来場をスタッフ一同お待ちしております。
2018.06.22

ママとね♥ 「家事・育児の分担どうしてる?」

住まいづくり担当の情野です



7月8日(日)10:00~12:00に鈴木工務店にて、

 

ママとねさん主催の座談会を開催します!

 

テーマは、「家事・育児の分担、どうしてる?」

・・耳が痛いテーマです。

 

ご予約が必要な座談会です。

 

弊社ではなくママとねnetよりお申込みしてください。

http://mamatone.net/events/mamatonewlb_20180708

 

お早目の予約をお願いしますね。

 

では、ご参加お待ちしてマース。
2018.06.18

夏の夜の訪い人

あれもこれも担当の千葉です。

 

夏の夜になると決まって、玄関の灯りに誘われて我が家への来訪者が増えます。

決して騒がしくないのが幸いで、温かく見守ることにしています。



最も多い来訪者が、守宮(ヤモリ)とカナブン。

時には両者の訪いが重なって人の家の玄関先で睨み合いをすることも。



他にも、オチャブンや蛾の訪問頻度は低くありません。



先日は珍しくカミキリの訪問を受けましたが、珍しさからすると、アリジゴクの

成虫であるウスバカゲロウなどが珍客です。



水辺からは離れているために風情のある蛍の訪いがないのが残念ですが、

我が家への来訪者には短い夏の夜を大いに謳歌してもらいたいものです。

 
2018.06.08

初夏五月の花たち・拾遺集・その2

あれもこれも担当の千葉です。

 



 

前回は、藤の花の幻想世界を求めて出掛けたあしかがフラワーパークの

ローズガーデンがとても素敵だったことをご紹介しました。五月が過ぎて

しまい、梅雨入りまでしてしまいましたが、あしかがフラワーパークで

目にした、素敵で珍しい花たちを備忘録を兼ねてアップしておきます。

 

オダマキにもいろいろな色があるのですね。



カラーは白、とのイメージだったのですが、ピンクのカラーも華やかであり

ながら気品があって素敵でした。



妖精のように可愛らしい花たち。



フクシア。



フレンチ・ラベンダー。うさぎの耳のようにも、妖精のリボンのようにも

見えます。



これはギガンジウムでしょうか。個性的な形です。



萼紫陽花の仲間かと思いきや、オルラヤと言う名前のセリ科の花だそうです。



アリウムという名前だそうです。夏の花火がちょうど開いたような花。



ねむの木とすすきを足して二で割ったような花。名前は失念してしまいました。



木の花も素敵なものに巡り会いました。



ベニバナトチノキはマロニエをピンクにしたようです。



ハシドイはライラックと同種のモクセイ科の樹木だそうです。



エゴノキの樹陰は、むせ返るような芳香に包まれていました。



出口の売店でも素敵な花たちに遭遇しました。



紫陽花の園芸種で『銀河』と言うのだそうです。二色とも素敵です。



このサボテンの名前も失念。今流行のエア・プランツのようでもありますが、

何とも奇妙、或いは少し不気味です。



最後もサボテン。こちらは小さくて可愛いサボテンです。



あしかがフラワーパーク、藤だけでなく、薔薇も他の花たちもとても見応えの

ある公園でした。

 
2018.06.01

完成見学会での一コマ

住宅担当の花崎です

 

 

5/26(土)・27(日)の二日間、

 

伊豆の国市小坂にて完成見学会を開催いたしました。



二日間天候にも恵まれ、

 

沢山の新たな出会いがございました。

 

再来のお客様も同様に、ご来場をいただきました皆様に

 

スタッフ一同お礼申し上げます。

 

今後も全力で家づくりをご検討されている皆様の

 

サポートをしてまいります。

 



一日目の見学会が終了した頃、

 

お施主様ご夫妻が記念樹の植樹にいらっしゃいました。

 

レモンの苗木を仲良く?植えていました。

 

I様見学会のご協力、ありがとうございました。

 

あと一週間足らずでお引渡しですが

 

今後ともよろしくお願いいたします。
2018.05.31

初夏五月の花たち・拾遺集

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

八十八夜を過ぎて立夏となったと思ったらもうひと月が終わろうとしています。

花たちが咲き競い合う嬉しい一か月でしたが、多くの花たちを『パシャリ!』し

ながら放りっ放しにしていました。過ぎゆく五月に感謝しながら、過日あしかが

フラワーパークで撮り溜めた花たちを紹介して見ます。



あしかがフラワーパークは、米国CNNのアンケートで世界で行ってみたい

観光地ベスト10に日本から唯一選ばれたスポットだ、との旅行会社の広告

を目にして訪れました。規模の大きな紫色、白色、黄色の藤棚・トンネル

が雄大にして幽玄な世界を演出している様子をネットで見て、ワクワクして

出掛けたものの、例年より早まった藤の季節には間に合いませんでした。





藤の花壁。手前の写真が、盛りにはこのように見えますよと言っています。

最も後に咲くと言う黄色の藤(キバナフジ)がかろうじて名残りを残すくらい。



事前の期待が大きかった分、残念度も大きかったのですが、それを補って

余りあったのが園内のローズ・ガーデンの素晴らしさでした。



広大な敷地に本当に多くの種類の見事な薔薇が咲き誇り、とても目を楽し

ませてもらいました。薔薇は手入れが大変な花のはずですが、どの種類の

薔薇も花が大きく、それはそれは見事な咲き振りでした。



こんな薔薇の壁やアーチ、ドームなどもありました。

数株ずつ植えられた見事な薔薇たちを羅列して終わります。



カリフォルニア・ドリーミング。ママス&パパスのメロディーが浮かんで来て

しまう名前。私には名前など全く判らないので、プレートで判ったものは名前

を記しておきます。



淡いクリーム・イエローが素敵な、コンテッサ。



一重の薔薇も素敵です。



霜降りが輝くように見える、ピエール・カルダン。有名なデザイナーとは

どのような関係でしょう?



嵯峨野。和風の名前は日本生まれの品種なのでしょうね。



鮮やかな朱の薔薇。



とても気品のある淡いピンクの、ピース。心に平安をもたらすような佇まい

はまさに名前の如くでした。

 

佐野・足利への旅を大満足なものにしてくれた花たちに、感謝感謝です。

 

 
2018.05.28

初夏後半の花たち

あれもこれも担当の千葉です。

 

 

今日は爽やかな五月の薫風に湿気が混じり出す、そんな初夏も後半の今頃の

花たちを集めてみました。

 

 

まずは立葵(タチアオイ)。下から順に咲き上がるタチアオイ、妻などは、

上まで咲き切ると梅雨が来ると言って嫌がるのですが、スラリと華やかな

立ち姿が素敵な花です。





梅雨の季節に最も似合うのが紫陽花(アジサイ)でしょうか。我が家には

鉢植えのものが根付いてしまったものを含めて3株ありますが、そのうち

の、青色と薄桃色の二つが咲き出しました。



次の二つはフラワーパークの売店で見掛けた素敵な青とピンクのアジサイ。

『銀河』という名前が付けられていました。



そしてお山に芝刈りに出掛けた折に見掛けた真っ白な大手毬(オオデマリ)。

遠目にはアジサイにも似ていると思うのですが、調べてみるとアジサイは

ミズキ目・アジサイ科・アジサイ属。オオデマリはマツムシソウ目・スイカ

ズラ科・ガマズミ属。ちょっと小振りの小手毬(コデマリ)はバラ目・バラ科・

シモツケ属。ちょっと見が似ていても随分と違うものですね。



同じく芝刈り場で見掛けた素敵な花。躑躅(ツツジ)と石楠花(シャクナゲ)

の掛け合せのような雰囲気ですが、名前が判りません。



ようやく咲き出した遅咲きの我が家の菖蒲(ショウブ)。



コデマリと同じ科・属の下野(シモツケ)。



そしてポン菓子のような南天(ナンテン)の花。



梅雨入りまでの間に大いに目を楽しませてくれるありがたい花たちでした!