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2017.04.28
『ら』抜き言葉
あれもこれも担当の千葉です。
昨年の日経新聞に掲載された記事です。
文化庁が調査を開始した1995年以来初めて、初日の出が『見られた』よりも
『見れた』、早く『出られる?』よりも『出れる?』、いわゆる『ら抜き派』の
方が多かったそうです。『今日は何時に来れる?』など、自分でも場合によって
は『ら抜き』を使っていることに気付き、ハッとした記憶がありました。
3月のことですが、そんな『ら抜き言葉』を主題に据えた演劇に友人が出演する
というので久し振りの観劇をして来ました。
『ら抜き言葉』や『誤った敬語』を巡り、対立していたはずの世代(老若)や
対立していたはずの文化(都会と田舎)が、いつの間にか融和して行く様が、
コミカルにテンポ良く描かれていました。『ら抜き言葉』や『敬語』が、人に
よって、或いは同じ人でも立場によって見事に使い分けられており、一入ならぬ
稽古がされて来たのだろうと拝察できました。
記事に拠れば、『up』の代わりに『うP』、『ok』の代わりに『おk』など
モバイル世代ならではの用法が増えていることや、間違った意味での誤用が多数派
になった『確信犯』などが紹介されています。私も『確信犯』は誤用していました。
言葉は生き物で時代と共に変遷して行くものではありますが、少し時代の流れに
逆らってみたいなと感じました。
2017.04.11
シリーズ・徒然読書録~高橋真理子著『人はなぜ星をみあげるのか 星と人をつなぐ仕事』
あれもこれも担当の千葉です。
読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて
大雑把、何かしら記憶か心のどこか片隅に蓄積されていれば良いという思いで、
雑然と読み流してしまいます。その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かと
も恐縮しつつ、ブログに読書録なるものを記してみるのは自分にとって有益か
も知れないと思い、始めてみました。皆様のご寛恕を請うところです。
徒然なるままに読み散らす本の中から今回取り上げるのは、高橋真理子著、
『人はなぜ星をみあげるのか~星と人をつなぐ仕事』(新日本出版社刊)。
オーロラの降るアラスカの原住民の写真を撮る星野道夫さんに憧れ、宇宙と
人との繋がりに興味を持ち、大学で地球物理学の世界に飛び込んだ著者が、
公務員としてプラネタリウムを担当したら、どんな活動の数々を紡ぎ出すのか。
星を眺めながら考えた言葉を一句ずつ、一句ずつ公募し、皆で作詞した宇宙連歌
に財津和夫が曲をつけ、平原綾香が歌った『星つむぎの歌』。90分で地球を
一周してしまうため、一日に16回の昼夜を繰り返すスペースシャトルの宇宙
飛行士の土井隆雄氏が目覚まし曲として宇宙に持って行きました。
『見えていても心がなければ見えないと言ったのは星の王子さま。見えないけれど
確かに存在するものを詠ったのは金子みすゞ。見えないものに価値を置ける社会
に惹かれると言ったのは星野道夫。見えている星はほんの一部。見えない星の方
が圧倒的に多い。』目の見えない人、視覚障碍者にも宇宙を、星を、プラネタリウム
を知って欲しい!と始めたプロジェクトは、星空の存在やその奥にある宇宙の
イメージを持って貰おうと、言葉や音楽のみならず点字も駆使。これが点字も
併用したユニバーサル・デザインの絵本『ねえ おそらのあれ なあに?』に
結実します。
『戦場に輝くベガ~約束の星を見上げて』は、『高度方位暦』の存在を知り、
戦争経験者にインタビューして創り上げたプラネタリウム番組です。戦時中、
天文航法に必要な『高度方位暦』の計算に従事する久子と、それを用いて敵地
へと爆撃機を導く偵察員の和夫。沖縄戦出撃前に和夫が久子に送った最後の
手紙。『星が武器としてではなく、希望の光として輝ける日が来ることを祈
っています。』
これが反響を呼んで、メイキング・ストーリー、『終わらない物語』も制作。
テーマは、『男と女、加害と被害、当時と今、全ての対を引き裂くのが戦争で、
全ての対を繋ぐことができるのが星』。
プラネタリウムに行きたくても行けない人たちには、『出張プラネタリウム』や
『病院がプラネタリウム』を実現させてしまいます。
著者のその素晴らしい感性と、驚くべき企画力と、凄まじい行動力にはただただ
頭が下がる思いです。
折しも、この本を読んでいる時に、盲導犬支援のためのチャリティ・プログラムが
あって参加させて戴きました。その中で、ほんの少しの支えがあれば、視覚障碍者
の方でもコンサートに行って音楽を楽しめることも知りました。また、視覚障碍者の
ケアをしている看護師の方が話されたことがとても心に沁みました。それは、
視覚に障害を負った方の心理的な状態は時間と共に変わって行く。障害者の方が、
ショック⇒否定⇒混乱・怒り⇒努力⇒受容の、どの段階にいるかで、適切な対応・
声の掛け方というものも変わってくるということでした。
(盲導犬育成機関、富士ハーネスさんのHPより)
以前、所属するロータリー・クラブでお呼びして盲導犬のデモンストレー
ションをして戴いた時のことですが、盲導犬にとっての制服である
『ハーネス(綱)』を着けている時の犬は、何事にも動ぜず命じられた事
を守り通す『オトナ』なのですが、ひとたびハーネスを脱げば、撫でて
あげれば喜びはしゃいでこちらの顔を舐めてくるような遊び好きな
『甘えん坊』であることにビックリしたことがあります。それ程の
『プロフェッショナル』だということですね。
とはいえ、街で盲導犬に出会ったら、目をあまり見つめないようにし、
盲導犬の気を惹くような(気を逸らせてしまうような)ことをしないで
あげて下さい、とのことでした。
少し脇に逸れてしまいました。東日本大震災のあった3.11の夜、大停電の
東北地方の夜空は満天の星空だったそうです。著者に寄せられた被災者の言葉
は、星と人との繋がりを強く感じさせるものであると同時に、深く胸を撃つ
ものがあります。最後にこの言葉たちを列記して終わります。
ー とんでもない満天の星空が広がって、それを見た瞬間、『あぁ、私、生きて
いる・・・』
ー ふと、あの夜の星空は亡き人が道に迷わず天国へ行けるようにと導く明りだ
ったのではないかと思った。
ー こんな大変な時なのに、思わず『星がきれい』と思ったことを覚えています。
人は、どんな困難な状況の中でも、輝く星を見て『美しい』と感じる心が残っ
ているもんだなと自分でも驚きました。その心が残っているうちは大丈夫かも
しれないと思いました。
ー 見たこともない美しい星空に、ためていた涙が一気にあふれだした。仙台は
こんなに星が見える街だったんだ。子どもはこんな時でも、それに気付くこと
ができるんだ。・・・同時に、こんな悲惨な状況でも、美しいものを見つけら
れるすてきな子どもたちを、何としても守っていかねばと、弱気になっていた
心に活を入れられた忘れられない夜だった。
ー あの夜は、星が怖いくらい光っていた。哀しかったけれど、停電であかりが
なくても星はすごい光っていた。そういう存在になれたらいい。
2017.03.29
女心は春の空?!
あれもこれも担当の千葉です。
先週末から雨が多くなっています。3月の雨は一雨ごとに暖かさを伴うと言われ
るのに、このところは雨の後も冷えびえとして、開花した桜の進み具合が遅く、
富士も雪化粧が厚くなり真っ白です。
そこでふと昨年秋の日経新聞の文化欄の『現代ことば考』にあった言葉を思い出
しました。
『女心と秋の空』は、変わり易いものの代名詞として女心と秋の天候をあげて
いますが、バリエーションが豊かで、江戸時代には『男の心と秋の空』と言わ
れていたとか、女心は段々と暖かくなるので『女心は春の空』だと言う人もいる
と書かれてありました。このところの『春の空』は変わり易いですが、一向に
暖かくならないですね。
なかなか進まぬ春のせいか、庭の花たちは例年より遅れています。
小米(コゴメ)桜、ようやく開花も、まだまだ蕾の多い状況です。
雪柳と連翹(レンギョウ)は一面を覆うような満開にはまだ少し時間が掛り
そうです、
花杏は7分咲き、石楠花(シャクナゲ)がようやく一輪開花です。
ふとまだ葉も出ない梅の枝を見遣ると、可愛い梅の実が付き始めていました。
さて珍しい花を二つご覧にいれましょう。何の花かお判りになるでしょうか?
こちらはなんとブロッコリーの花です!
そしてこちらは、、、
白菜(ハクサイ)の花です。
いつもは花が咲くまで待たずに収穫されてしまうため、私も初めて見ました。
満開の桜はもう少し先のようです。寒暖の差が大きいのでどうぞご自愛下さい。
2017.03.26
三島E様邸お引き渡ししました
前回のブログで、立柱式の案内をした三島のE様邸のお引き渡しをしました。
プラン限定の「エコルフα」という規格住宅で、基本仕様は限定されていますが内外装ともお施主様好みの色の組み合わせが可能です。
実は、撮影時点では、照明はついていませんでした。
各種機器の取扱説明中です。
6月にはお子様が誕生予定です。
これからもお幸せに。
住まいのメンテナンスが始まりますが、E様、これから長いおつきあいになりますのでよろしくお願いします。
2017.03.19
夜が長い最後の日
あれもこれも担当の千葉です。
春分の日を前にいよいよ陽射しが暖かくなりました。そんな暖かな光を一杯に
浴びて、地鎮祭に伺ったお宅の庭には土筆(つくしんぼう)が仲良く並んでいました。
雛祭りに合わせて開花した我が家の木蓮も、満開を過ぎてその厚い花弁が茶色
に変わって散り出すものが出て来ました。
続いて足下に目をやれば、陽当たりの良いところにはいつの間にかハナニラが
群れを作っていましたし、
陽当たりの良くないところにひっそりと顔を出した蕗の薹が、すっかり花に
変わっていました。
視線を上げると、昨年、一昨年より一週間ほど遅れ馳せながら、花杏(はなあんず)
がチラホラと花開き始めました。木蓮が咲き杏が咲くと暖かくなると老母が良く
言いますが、今年も何とかお彼岸に間に合わせたかのようです。
春爛漫を満喫できる日も遠くなさそうです。
2017.03.17
シリーズ・徒然読書録~上田秀人著『竜は動かず~奥羽列藩同盟顛末 上・下』
あれもこれも担当の千葉です。
読書は好きで、常時本を持ち歩く癖が付いてしまいましたが、読み方は極めて
大雑把、何かしら記憶か心のどこか片隅に蓄積されていれば良いという思いで、
雑然と読み流してしまいます。その意味で、読者の皆様には退屈でご迷惑かと
も恐縮しつつ、ブログに読書録なるものを記してみるのは自分にとって有益か
も知れないと思い、始めてみました。皆様のご寛恕を請うところです。
徒然なるままに読み散らす本の中から今回取り上げるのは、上田秀人著、
『竜は動かず 上・下』講談社刊。副題に『奥羽列藩同盟顛末』とあります。
学問への思いを断ち切れず、妻の死を機に養子先を出奔した伊達・仙台藩の下級武士
玉虫左太夫は、林大学の頭の下男となりその縁から、日米修好通商条約締結のために
ポーハタン号に乗船して世界を一周、見聞を広めました。欧米の進んだ文明力、科学
技術力と日本のそれとの格差、生活の豊かさの格差。アメリカの民主主義の先進性と
矛盾。とりわけ、アフリカやアジアで目の当たりにした欧米の帝国主義・植民地政策
の現実は、玉虫の危機意識を否応なく高め、帰国後仙台藩に復し、風雲急を告げる
京洛での情報収集にあたります。そうして知り得たことは、徳川への恨みに発した
長州の非現実的な攘夷論、風見鶏のように定見のない薩摩の偽善、尊王とは名ばか
りで朝廷をないがしろにする勤皇の志士たち、親藩越前福井の傍観。
『ペリーが来てからわずかに十四年、三百年近く続いた天下が傾いた。「また、
血が流れる」。建武の中興、応仁の乱、関ケ原と天下の主が変わるとき、多くの人
が死んだ。奥州もその倣いから逃げられなかった。坂上田村麻呂による蝦夷征伐、
源頼朝による奥州藤原氏征討、豊臣秀吉による奥州仕置き、どれも凄惨な被害を
もたらした。「どうにかして関東で食い止めねばならぬ。白河の関をこえさせて
はならぬ。」左太夫は真剣な表情で呟いた。』
『わたくしは大義をこの奥州に拡げようと思う。人倫にもとる西国ではなく、奥州
がこれからは武士の中心となるべきじゃ。・・・・偽官軍に天誅を下し、東方より
真の勤王の旗を掲げ、正しき王政復古を行わん』として奥羽列藩同盟は、会津・
米沢を助け、反薩長の狼煙を上げましたが、結末はご存知の通りです。題にある
『竜』とは、奥州の雄、独眼竜正宗の伊達・仙台藩が本気では動かなかった、と
いう意味のようです。
これまで陽の目を見にくい東北や仙台藩を軸にした視点や、今まで脚光を浴びる
ことのなかった主人公を取り上げたことはとても貴重な小説と思いました。が、
同時に、開国時の日米の比較文明論、幕末の武家の堕落や硬直化した社会の描写、
井伊大老の功罪、明治維新の動機などなど、盛りだくさんの要素が詰め込まれて
いますが、それだけにまとまりがなく、特に尻すぼみになってしまった終盤が
残念な作品と感じました。
東北を基点に据えたものとしては、高橋克彦氏の『炎立つ』を思い出しました。
また、原田伊織著『官賊と幕臣たち』、『明治維新という過ち』は、現在の明治
維新の評価が、『勝てば官軍』的に薩長側の論理で書かれた歴史に過ぎないとし
ており、同じ論旨のものだろうと思われます。物事は見る角度で大きく異なるも
のですね。
2017.03.09
桜と菜の花
住宅・リフォームの三須です
先日、河津桜を見に行って来ましたが、もう、ほとんどが葉桜でした。
しかし、観光客は多くて驚きました。特に外国の方が多かったのが目立ちました。
2、3本は、まだ何とかきれいでしたので、目も心も癒されました。
また、南伊豆町の、菜の花畑は、見事に満開でとてもきれいでした。
2017.03.06
上巳、春の節句
あれもこれも担当の千葉です。
今日は朝方から小雨が降っています。春先の雨は『催花雨(さいかう)』と
いうお洒落な名前がついていて、一雨ごとに暖かくなり花々の開花を促して
いる様を言うのですね。今年も穏やかな桃の節句を迎えることができました。
雛祭りに間に合わせんとばかりにモクレンが開花しました。
年に何度か、季節や催事に合わせた美味しいお茶を戴くという貴重な会があり、
お呼ばれして来ました。今回のお題は『お雛様をお迎えして 春先のお茶は』。
春先のお茶として選ばれ、飲み比べたのは『浅蒸し』のお茶。山のお茶として
『はるみどり』という川根のお茶と、里のお茶として牧之原のお茶。牧之原は
維新後に渋沢栄一翁が職を失った幕臣たちを引き連れて茶畑を開墾したところ
です。
山のお茶は85℃で1分半。柔らかい春の上品さにピッタリのお味。雑味が
全くありません。二煎目も結構美味しく戴けました。里のお茶は70℃強で
2分。柔かい中にも苦味と旨味が混じります。こちらは一煎目から二煎目への
落差が大きく、その意味では贅沢なお茶です。全く雑味の無い山のお茶のよう
なお味はなかなかお目に掛かる機会が少ない、貴重なお茶でした。
お茶菓子に田子の月さんのお雛様。白餡を羽二重でくるみ、羊羹のおべべを
纏った可愛い子達でした。
おご飯は蛤の雛寿司。お汁が池波正太郎の梅安料理帖にある『大根と浅蜊汁』。
貝のお出汁が効いて美味しゅうございました!
食後のお茶に、徳島県は宍喰(ししくい)の寒茶。遅い時期に葉を摘み、天日干し
にした粗削りのお茶。味を『どくだみ茶と紅茶のあいの子』と評したら受けて
いました。
晩に寄ってくれた友人のお土産が、寒川神社の八福餅。お雛様のような桜餅。
雛尽くしの一日でした。
2017.03.01
弥生三月~春の響き
あれもこれも担当の千葉です。
我が家の庭の『冬』の象徴、『夏』蜜柑もほぼ収穫を終え、姉への差し入れも
これが最終回。季節の主役の交代です。
そして今日から3月。『弥生』という呼び名自体がどこかしら柔らかく暖かく、
春らしさを一層引き立ててくれます。
男の子だけの我が家では、桃の節句も妻のささやかなトール・ペイントの吊るし雛
でお祝いです。その下には、先日戴いた啓翁桜とマーガレットが春を演出。夜にな
ると百合の強い香りにむせ返るほどです。
先日歩いていたら沈丁花のとても甘い香り。ピンクと白。思わずしばし立ち
止まってしまいました。私のイメージの中では『卒業式』を想い起させる花。
春は人々が旅立つ悲喜交々の季節でもあるのですね。
2017.02.22
春の嵐の谷間
あれもこれも担当の千葉です。
一昨日の嵐にはビックリしました。夏の台風のようなかなりの強風でしたが、
皆様には被害などなかったでしょうか。建築現場は相応の準備・養生をする
ので、幸いにも当社に被害はありませんでしたが、お客様の建物などの修理
や応急措置で社員は忙しく飛び回っています。
南の暖かな風のためか、春の兆しがだいぶ進んで来たようにも思えます。我が家の
白木蓮の蕾が割れ始めました。開花も近く、楽しみです。
見え難いかも知れませんが、陽当たりの悪い場所に、蕗の薹も顔を出しています。
柊南天も葉の色が変わり、蕾も膨らんで来ました。じきに黄色い可愛い花が
咲きます。
お隣から戴いた立金花(りゅうきんか)の花。花弁に見える部分は実はガクで、
中央のごちゃごちゃっとしたところが花弁らしいのですが、夜の間はこのガク
が畳み込まれるようになります。
また今晩から明日に掛けて嵐が予想されています。一雨ごとに春が近くなって
来るとは言いながら、強風への備えをして無事にお過ごし下さい。
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ACCESS
昨年の日経新聞に掲載された記事です。
文化庁が調査を開始した1995年以来初めて、初日の出が『見られた』よりも
『見れた』、早く『出られる?』よりも『出れる?』、いわゆる『ら抜き派』の
方が多かったそうです。『今日は何時に来れる?』など、自分でも場合によって
は『ら抜き』を使っていることに気付き、ハッとした記憶がありました。
3月のことですが、そんな『ら抜き言葉』を主題に据えた演劇に友人が出演する
というので久し振りの観劇をして来ました。
『ら抜き言葉』や『誤った敬語』を巡り、対立していたはずの世代(老若)や
対立していたはずの文化(都会と田舎)が、いつの間にか融和して行く様が、
コミカルにテンポ良く描かれていました。『ら抜き言葉』や『敬語』が、人に
よって、或いは同じ人でも立場によって見事に使い分けられており、一入ならぬ
稽古がされて来たのだろうと拝察できました。
記事に拠れば、『up』の代わりに『うP』、『ok』の代わりに『おk』など
モバイル世代ならではの用法が増えていることや、間違った意味での誤用が多数派
になった『確信犯』などが紹介されています。私も『確信犯』は誤用していました。
言葉は生き物で時代と共に変遷して行くものではありますが、少し時代の流れに
逆らってみたいなと感じました。