2022.03.16
春を飛び越えたような陽気
千葉@壮から老への旅の途中、です。

 

 

このところの陽気は、長く待ち望んだ春を一気に越えて、まるで初夏が訪れたような暖かさです。

1月から2月にかけて寒い日が長く続いた今年は、梅などの開花が遅れたり、例年ならば2月末には散ってしまう早咲きの河津桜も3月に入ってから見頃になるなど、春の花が遅れている感がありましたが、ここ数日の陽気で慌ただしいように庭も華やかになって来ました。

 



数日前、春告げ鳥と呼ばれる鶯がわが家の庭に降りて来たのに合わせるように、白木蓮が開花し、この陽気であっと言う間に満開となりました。

 



それを追い掛けるように花杏なども咲き出しました。

 



ハナニラ(花韮)に、

 



リュウキンカ(立金花)、

 



そしてユキヤナギ(雪柳)。

 



食卓で活躍するローズマリーも開花です。

 



木瓜(ボケ)や

 



石楠花(シャクナゲ)、

 



牡丹(ボタン)も蕾を膨らませ、これから色とりどりの花を咲かせてくれるのが楽しみです。因みに昨年の今頃は木瓜も雪柳も連翹(レンギョウ)も皆んな満開でしたので、やはり今年は少し遅めのようです。

 



最後にわが家の今年の新入りたちを紹介しましょう。まずはお隣様に戴いた可愛い花。カタバミかと思ったら葉が異なり種も違う、袋撫子(フクロナデシコ)というそうです。

 



そして楽寿園で催された鉢花展で買い求めて来た二種。バーベナ(ラナイ・キャンディケーン)と、

 



ルピナス。ルピナスはマメ科で花が藤に似ているため、のぼり藤とも呼ばれるそうです。

 

 

三寒四温と呼ばれるように、このまま一直線に春の盛りとなる訳ではないのでしょうが、争いごとが早く収まり、平穏な日々が続きますように。