リフォーム営業部の小林です。
さて、2025年6月3日に、プロ野球界の巨星、長嶋茂雄監督がご逝去されました。昭和の時代を彩った偉大なスターがまた一人この世を去られたことは、寂寞の念に堪えません。
私も幼少の頃より読売ジャイアンツのファンでしたが、長嶋さんが現役選手として活躍されていた頃の雄姿を直接見る機会はありませんでした。しかしながら、監督として数々の記憶に残る名場面を演出された姿は、今も鮮明に脳裏に焼き付いています。
明るく気さくな人柄で、対戦チームの選手からも広く慕われていた一方で、勝負の世界においては非常に厳格な一面も持ていたと聞いています。有名な逸話として、巨人で江川卓選手と共に活躍された西本聖投手が、対広島戦において6点リードの状況で2死を取りながら、クリーンナップに3者連続で四球を与えてしまった試合後の出来事があります。西本投手は長嶋監督の部屋に呼ばれ、「逃げるな、打たれるのを恐れるな、命まで奪われるわけではないだろう」と叱責され、何度も平手打ちを受けたそうです。現代においては、このような指導方法の是非は議論の余地があるかもしれませんが、西本投手は長嶋監督の愛情深い指導に感謝し、深く尊敬されていたそうです。
長嶋茂雄さんは、まさに神のような存在であり、私も心から尊敬しています。
近年の読売ジャイアンツは、球界を牽引するようなスター選手が現れず、低迷が続いております。長嶋監督がご逝去された日からなかなか勝利を届けられない状況に、一ファンとして歯痒い思いを感じていました。このような状況では、長嶋監督も安らかには眠れないのではないかと案じています。頑張れ、ジャイアンツ!
最後に余談ではございますが、既に他界された昭和のスターである志村けんさん、アントニオ猪木さん、そして長嶋茂雄さんの三名が、いずれも2月20日生まれであるという事実は、驚くべき偶然だと感じています。