2025.08.09
原付メーター修理

修理のことなら鈴木の不動産管理チームの鈴木です。


今回は、我が家で使用している原付のメーターがデジタルメーターで、液晶が経年劣化にて黒く焼けたみたいになり、殆ど見えなくなってしまったので、その修理を行いました。



黒く焼けたようになるのは、液晶の偏光板が経年劣化(加水分解)して起こる現象で、ビネガーシンドロームと呼ばれています。この現象は、名前の通りお酢のような臭いがします。


まず、メーターを原付から取出し、分解します。



更に、ハンダを取り液晶のみにします。



液晶のガラスの両面に張り付いている偏光板及び反射板を取り除きます。この際、お酢のような臭いがすごくします。シールのように粘着剤が残るのでこれもすべて取り除きます。


その後は、新しい偏光板を取り付け元通り戻せばよいですが、液晶を戻す際にハンダがブリッジしてしまい戻すのに苦労をしました。



これを車両に取り付ければ、完了です。



しっかりメーターが見えるようになりました。


液晶を戻す際は、苦労をしましたが、出来上がりは満足しています。