2012.10.12
お施主様の想いを大切に~立柱式
あれもこれも担当の千葉です。

 

施工中の現場を不定期で巡回しています。今回は住宅の建築現場

のご紹介です。



建築にあたって工事の無事を願い、建物の末永い安全と家族の幸せ

を願う儀式としては、地鎮祭(地祭り)、上棟式(建て前)、竣工式の3つ

が一般的です。戸建住宅の建築では竣工式は省かれることが多いよう

ですし、社会や文化の潮流の変化に伴って儀式も簡素化される傾向に

あります。上棟式では破魔矢や四方餅は今でも一般的ですが、近隣の

方々をお招きしての餅撒きは随分と減りました。

当社では、地鎮祭には神主様(仏式では和尚様など)をお招きし、上棟

式では棟梁が式を司ることにしています。また、上棟式に代えて立柱式

を選んで戴くこともできます。



立柱式ではお施主様のご家族が集まり、柱に願い事を書き込みます。

小さなお子さんも一生懸命に書きます。



また現場建物内の安全管理上の掲示板に地鎮祭などのお施主様

ご家族のお写真を掲げさせて戴いています(ご了解の下で)。



監督、棟梁以下工事に関わる者全員が、お施主様の想いを大切に受

け止め、毎日この柱や写真を見ながら、工事の安全はもとより、ご家族

の幸せの拠りどころとなるお住まいを、より良いものに作り上げて行こ

うと意を強くしています。