2012.11.03
七五三のお祝い~三嶋大社の千歳飴
あれもこれも担当の千葉です。

 

10月後半から11月前半の土曜・日曜は、三嶋大社周辺に車が多くなります。

毎年、七五三のお祝いに大社に参詣する方々が増え、11月15日の七五三

祝祭の前の土日祝日、今年で言うと今週末と来週末がピークとなりそうです。



ウィキペディアの受け売りですが、3歳は『髪置(かみおき)』髪を伸ばす。5歳

は『袴着(はかまぎ)』初めて袴を着る。7歳は『帯解(おびとき)』『紐落(ひもお

とし)』紐付きの子供用の着物から着物と丸帯の大人の装いに変る、といって、

子供が無事に成長することへの安堵、感謝、祈願が込められています。貧しく

乳幼児の死亡率が高かった時代には、『7歳までは神のうち』といって、まだ人

間とも神ともつかない不安定な時期を過ぎ、人としての生命が定まったことを

感謝しお祝いをしたのでしょう。



七五三は江戸時代に関東から始まった風習だそうですが、上述のことを考え

るとどの地方にも同様な風習はあったのだろうと思われ、それが現在も七五三

に地域差・地域色がある理由なのではないでしょうか。

 

いずれにせよ、今も昔も、いや少子化の今こそ余計に、子供は未来への宝物

です。健康にそして健全に育って欲しいと切に願います。

 

ウィキペディアによると、男の子は3歳と5歳、女の子は3誌と7歳、男の子の3歳

は無い地方もある、とのことですが、私の場合3歳は無く5歳だけで、姉が3歳と

7歳の2度あることを不公平だと僻んでいた記憶があるのですが、私の記憶違い

でしょうか。三島の風習ではどうなのでしょうか。



七五三といえば千歳飴。10月始めの静岡新聞に、三嶋大社敬神婦人会、巫女、

神職の方々総勢50名が、12,000袋の袋詰めをされたという記事がありました。

私が子供の頃は、提げ袋は同じような感じですが、中身は白い粉をはたいたむき

出しの紅白の素朴な棒状の飴だったのが、甥・姪や息子たちの頃は透明な袋に

入ったミルキーになっていました。さて今時の千歳飴の中身はどうなっているの

でしょうか。