2013.11.27
小春日和のキーウィ狩り~感謝祭
あれもこれも担当の千葉です。

 

11月も最終週。アメリカでは感謝祭(サンクスギビング)の週。清教徒が入植し初

めての収穫に感謝したことを起源とする休日は、11月の第4木曜で、この日から

日曜日まで4連休の州が多く、親族が集まり七面鳥の料理を囲むお祭り。NYでは

メイシーズ(デパート)のバルーン・パレードが見ものです。これが済むといよいよ

ひと月後のクリスマスに向けて一斉に飾り付けや準備にアメリカ中が駆け出すこ

の季節の街の雰囲気が何とも言えず好きでした。

 

日本では小雪(しょうせつ)。本格的な冬の訪れを前に、秋の名残と冬支度が合い

混ぜに見られる時期です。先週末も小春日和の暖かな日ざしが気持ちの良い日

でした。そんな休日の暖かな午後に、キーウィ・フルーツを獲りました。



まだ実は硬く、切って齧ってみてもとても酸っぱく、口の中に渋みが暫し残ります



しかし、うちのお師匠様に拠れば、キーウィは枝で甘く熟すのは難しく、まだ甘くな

い内に獲って、リンゴと一緒に置いておいて熟させるのだそうです。

 

このキーウィ・フルーツ、中国原産のサルナシ(猿梨)がニュージーランドに入って

改良された果樹とのこと。確かに図鑑で見ると実や葉はサルナシと似ています。

サルナシもキーウィもマタタビ科マタタビ属。キーウィにはオニマタタビという別名も

あります。何方かがfbで、キーウィの根を削って猫に与えると、マタタビを齧った時

のように酩酊するのだそうです。我が家の猫達にはまだ試していませんが。



今年は柿の当たり年だったようで、柿の実が多く鳥達も食べきれないためか、樹

によってはまだまだ沢山実が残っていますが、この樹はようやくたった一つの木

守柿が残りました。少しずつ秋色から冬色が多くなって行きます。