2021.03.05
雛の宴のあと
あれもこれも担当の千葉です。

 

ここ静岡県(東部)は幸いにも温暖な気候に恵まれ、今年も厳しい寒さが殆どないまま、穏やかな春を迎えています。つくづくありがたいことです。この一週間の身の回りの春の使者たちをご紹介します。

 



地鎮祭で伺ったお施主様のお庭の沈丁花。私の中では卒業式と切っても切れないイメージの花で、辺り一面に漂う芳香を嗅ぐと、別離と旅立ちの甘く切ない想いが湧いてきます。

 



蕗の薹も顔を出しました。すぐ脇に木蓮の蕾の暈が落ちています。

その木蓮は今まさに満開を誇っています。



 



牡丹の新芽が育ってきました。葉の赤ちゃんたちの中心には花の蕾が準備されているのが判ります。

 



柊南天が小さな可愛い花を付けました。

 



小さすぎて判りにくいですが、ほんの一輪、二輪。雪柳と連翹が咲き始めました。満開となって白と黄色の塊が共演するのが楽しみです。



 



畑では収穫を怠ったブロッコリーや菜の花たちがあまりに奇麗なので、観賞用に食卓へ。明るく賑やかな春を振りまいてくれます。雛祭りも過ぎてお下がりものの雛あられを戴きながら春を楽しんでいます。