2012.04.24
久しぶりの一人旅 Ⅲ
住宅営業の情野です。

 

このタイトルもしつこくなってきましたので、

とりあえず、今回で終わりです。

 

時間を気にしながら次の目的地へ。

カーナビを頼りに、山へ車を走らせると、

所々に子供達が描いた壁画が。

着いたのは 『ねむの木こども美術館 : 緑の中』



ペーパーハニカム三角構造の屋根で、、

簡単に言うと、『厚紙を骨にした構造』とでも言うのでしょうか。

この工法は最近、震災支援建築で注目を浴びたのですが、

坂茂(ばんしげる)という建築家の作品です。



・・建物の説明はこれくらいにして、

 

ねむの木学園のこども達と宮城まり子さんの作品に没頭してしまいました。

『あ、ここ照明が無い!』と、他のお客さんが言ったので、

ふと天井を見上げると、

あらら、ホントに照明がない。

この屋根は

自然光でこども達の絵画を見る仕掛けだったんだ~。

下調べがなく失敗もしますが、知らなくて感動する事もあるんですね。

 

そして、近くの『ねむの木こども美術館 : どんぐり』へ

 



ここは最初に行った秋野不矩美術館と同じ建築家さんの設計です。

なのでディテールは同じ感じでした。

 

玄関に入り、チケットを購入すると一度そのまま外へ通り抜けます。

地形を活かした動線で、このファンタジーな世界を楽しめます。

 



建物の中は、ホントにやわらかい雰囲気。

特にどんぐり屋根の中は、

神秘的かつ優しさ=母のお腹の中をイメージ?と私は感じました。

更に、

こども達の絵は本当に本当に素晴しく、

おじさんのすさんだ心を洗ってくれました。

 

ここでやっとお土産購入。

もちろん、ねむの木学園の子ども達の絵画カレンダーです。

 

帰り道は、ねむの木村の施設で形成された景観を楽しませてもらいました。



と、ここでデジカメの充電も終了。

 

一人で行くのはもったいなかったかな?と自己満足な旅でした。

<終>