2013.04.25

DIY(立水栓)

総務三須です。

久しぶりにDIYの投稿。今回はレンガで立水栓を自作しました。

既存の外水栓の場所が中途半端で使い勝手が悪かったので、建物の角へ移転する計画です。

水栓柱は、門柱や花壇を作った時に余ったものがあったので、レンガで製作しました。

 

既存の水栓はこのようなもの。ごくありきたりのおしゃれ感ゼロのものです。



まずは解体なのですが、後で水漏れしたりすると困るので、プロの業者さんに先に止水栓を付けてもらいました。

こうしておけば、後にどこかで水漏れしても、ここで分離することができます。



さて、配管です。

おおよそ4M先の移転先まで、雨水の配水管を避けながら配管しました。



配管の次に、水栓柱を立てる場所を砕石で固め、基礎を作ります。

コンクリートの厚みも型枠も適当です。



基礎ができたら、レンガ積みです。

レンガを交互に積むのですが、真ん中に配管が通るため、まずはグラインダーで切れ目を入れ、タガネで加工しました。



そして、写真のように交互に積んでいきます。

水栓は手洗い用とホース用の2つを付ける計画なので、途中で分岐をしました。

補強用の鉄筋は入れていません(手抜き工事です・・・)。

基礎は作ってあったのですが、ちょっと危うかったので、結局回りも固めることにしました。



はみ出たモルタルを拭き取り、乾いて固まった後に水栓を付けました。

水を出してみたのですが、漏れも無いようで、ホッとひと安心。



次は洗い場を作ります。

まずは排水から。近くの 排水枡へ配管して、砕石で固めます。



洗い場は、ピンコロレンガの縁とピンクの乱形石で仕上げるので、まずは仮置きしてみます。

答えのないパズル! なかなかちょうど良い形が見つからず、苦労しました。



配置が決まったところで、セメントで固定していきます。

ゴールが近づいてきました。



ホースを設置して完成。

週末の時間がある時を利用してこつこつ作っていたので、3ヶ月もかかりましたが、これで夏場の植木への水やりも、し易くなったと思います。



【補足=失敗談】

出来てから気がついたのですが、水栓柱を雨戸の戸袋にピッタリ付け過ぎてしまいました。



地震がきて家が揺れたら、立水栓か戸袋のどちらかが壊れるかも・・・(汗)

まあ~その時はその時ですね(これが自作のいい加減なところ)。

皆さんはお気をつけください。

 
2013.04.21

春絢爛~身の回りの花々

あれもこれも担当の千葉です。

 

このところ暖かい日が続き、春爛漫どころか花々は咲き誇り春絢爛といった

感じでしたが、昨日、今日とこの週末は随分と寒くなりました。人間のみなら

ず、花や鳥など動植物にとっても調節が難しい気温の変化です。皆様お変わ

りはないでしょうか。

 

心配になって庭のあちこちを見てみましたが、花々の逞しさを感じました。久し

振りのお湿りも慈雨となってくれているようです。

 

色とりどりの花々を乱列して見ます。

まずは菫(すみれ)。紫と白と両方とも風か鳥に種が運ばれた自生のもの。



春の七草でも知られる仏の座(ホトケノザ)。これもどこからか運ばれてきて

庭のあちこちで可愛い花を見ることができます。かなりの繁殖力のようです。



この時期は紫色の花が多いような気がします。何か生物学的な理由でも

あるのでしょうか。ご存知の方があればお教え戴ければ幸いです。

 

鉄線(テッセン)。これも紫色。躑躅(ツツジ)の植え込みの中に芽を出し、

結構背の高いところに顔を出していました。これも鳥が種を運んで来たものと思われます。



紫欄(知らんではなく、シラン)。相済みません!



紫が続きます。紫露草(ムラサキツユクサ)。これもあちこちに顔を出して

います。



小さなパンジーの仲間たち。名前はどなたかお教え下さい。



そしてロベリアという名前だと聞きました。可憐な小さな花群れです。



戴きもののフェアリー・ホワイト。確かに名前の如く、妖精のように不思議な

白い花。真ん中の芯にこじんまりと集まっているのが真花ではないかと思い

ます。



躑躅(つつじ)は株によっては満開となりました。



咲き誇る花々に続けと、薔薇(バラ)も蕾を膨らませ、5月にはオレンジ色に

咲いてくれる準備が進んでいます。虫取りに妻が忙しくなりそうです。



この石楠花(シャクナゲ)はここ2、3年花を付けなくなってしまいました。

代わりに新しい葉を次々に育てています。



最後の2題はお花屋さんの花です。

 

経済同友会の総会で代表幹事を退任したお祝いに戴いた花束と蘭の鉢物。

薔薇と百合の花束に霞草(カスミソウ)の代わりに雪柳を配していたのがこの

季節らしい感じで素敵でした。



竣工した教会を神様に捧げる献堂式にお持ちした薔薇。ステンドグラス前に

配して戴けました。



単なる羅列に終わってしまい失礼致しました。今週はまだ何日か気温の低い

日があるようです。どうぞ皆様ご自愛下さい。

 
2013.04.19

チャリ散歩

花崎です

 

最近ちょっぴりはまっている事があります。

それは休日にチャリ(自転車)で出かける事。

 

今まではちょっとした近場でも、車を利用していたのですが、

車では見過ごしてしまう風景や、興味のあるお店があった時など、

すぐ止まったりUターンして戻ったり。

 

思った以上に短時間での移動も可能。

というか、道路が渋滞している時はチャリの方が早い。

スピードも自分のペースで調整できます。

 

そんな当たり前の事を、ずいぶん長い間忘れていました。

 

息子のツーリング用のチャリを、もっぱら自分が使用しています。

2013.04.17

新東名開通1周年~東名SA vs 新東名NEOPASA(ネオパーサ)

あれもこれも担当の千葉です。

 

静岡県内の新東名が開通して14日で1年が経ちました。

 

県内では大型連休でも東名・新東名の渋滞が格段に減少・緩和されたり、

東名の集中工事期間中でも渋滞が発生しなかったりと、その効果は早く

から現れていました。1年間の集計が新聞に載りました。4月15日付の記事です。



なんと、交通量は14%増えたが、10キロ以上の渋滞の回数が90%も減少

した、ということです。しかし莫大なコストも掛けた訳ですから、更なる効果を

追及すべきで、その点では内陸部への恩恵の浸透が今後の課題だとして

います。

 

新東名の供用開始に併せて県が打ち出した『内陸フロンティア構想』に連

動して、関係市・町も新東名や東駿河湾環状線のインター付近を特区申請

しました。こちらは少し時間を掛けながら現れてくる効果でしょう。最近当社

にもこうした動きに合わせて、用地のお問い合わせが増えています。



こちらは昨年の11月28日付け日経朝刊の記事です。伊豆の国パノラマパーク

や沼津港湾の『びゅうお』などイオンターチェンジから比較的近い観光施設では、

新東名開通前に比べて2~3割来場者が増えたとあります。 ありがたいことです。

 

新東名のサービスエリア(ネオ・パーサ)の活況振りもマスコミを賑わせまし

た。その中でも特に『ネオパーサ駿河湾沼津』の集客数は飛びぬけており、

県内供用開始後のたった1ヶ月で、なんと260万人の利用(上り・下り計)が

あったとのことでした。休日にはネオパーサに入るための渋滞が起こったほ

どです。



『NEOPASA駿河湾沼津』

 

従来のサービスエリアに比べ、飛躍的に食事・土産物のスペースを広げ、ド

ッグ・ランなどのその他の機能も充実させています。休日にはマグロの解体

ショーなどのアトラクションも人気を呼びました。

 

もう一つの魅力はこのNEOPASA駿河湾沼津からの駿河湾の眺望です。

天候に恵まれれば、左に伊豆半島、右に三保半島から遥かに御前崎に向

けて見晴るかし、駿河湾を一望できます。

 



『NEOPASAS駿河湾沼津』(上り)からの眺望。正面の雲の下は伊豆半島。

 

 

新東名の供用開始後、ちょうど1ヶ月たった頃の東名あしたかPAでの『パシャ

リ』。連日の報道に沸くNEOPASA駿河湾沼津に対抗すべく、こちらはこちらで

懸命の努力をされていました。



これは建物の裏側になってしまう眺望ポイントをお知らせする看板です。

NEOPASAに負けじと一生懸命の努力が素敵だなと思いました。相乗効果

でどちらも活況となるといいなと思います。

 

NEOPASAには当社のお客様や友人の会社が色々な商品を出していて、

盛況振りは嬉しいこと限りないのですが、NEOPASAを契機に、次は高速

道路から降りて、もっともっとこの地域で観光し、飲食し、お土産を買って

下さることに繋がればいいなと期待して止みません。
2013.04.15

伊豆の国の曹洞宗信光寺様庫裡上棟しました。

こんにちは 法人営業部の室伏篤志です。

4月14日(日)に伊豆の国にある。曹洞宗信光寺様庫裡建替え工事の上棟式が行われまし

た。



木造平屋建てで凄いボリューム感です。

やっぱり平屋建てっていいですよね~

建物は 奥に広がり中庭があるんですよ。

写真では紹介しきれませんでした、ごめんなさい。



昨年末にお亡くなりになりました前住職様の思いを引きついだ孫の新住職様

が立派に上棟式を務め上げました。

きっと前住職も喜んでくれていると思います。



最近 見かけなくなってしまった餅撒き 檀家の皆さんが前日手作りで

お餅を用意しました。

近所のお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまでたくさんの方が来てくれて

楽しい時間が過ごせました。

やっぱり伝統文化はいいですね。

檀家の皆様 お疲れ様でした。

2013.04.13

様々な春の顔

あれもこれも担当の千葉です。

 

早春から春の盛りへ、梅から桜とその主役が交替してきましたが、会社の

玄関にある桜も、すっかり花を落とし若々しい青葉になりました。



国道沿いに設置した花壇にもチューリップをはじめ色とりどりの花々が咲き

乱れています。



街中では早くも藤の花房がたわわになった所も見られます。写真は伊豆を

少し山の方に登った所。ちょうど藤の房が緩み始め、咲き誇る時を待ってい

るようです。



蹲(つくばい)の中で産まれたメダカたちも、無事冬を越して元気に泳ぎ

回っています。



爽やかな新年度のスタートに、今日・明日と現場見学会(完成現場と構造現場

の体感会)を開催致します。完成現場は、建具や和室にこだわりの工夫が。

行楽やお買い物のついでに、お気軽にお立ち寄り下さい。

http://www.szki.co.jp/event/docs/20130413.pdf

 
2013.04.11

春の完成現場見学会

こんにちは

時代おくれの堤です。

我が家のレッドロビンは真っ赤に色づき花水木もかわいい花が咲き始めました。

春ですね!

 



春一番の完成現場見学会のご案内です。

伊豆の国市南條のM様邸をお借りしまして今週末の13日(土)・14日(日)午前10時

より午後5時までの開催です。合せて長泉町納米里のS様邸と裾野市冨沢のS様邸を

お借りしまして構造見学会も開催いたします。

・伊豆の国市の完成現場では、既製品では味わえない製作建具のデザインや質感を充分にご鑑賞ください。

・長泉町の構造現場では、ウインウッド工法と制震ダンパーを得とご覧ください。

・裾野市の構造現場では、檜の無垢柱の香りをたっぷりとご堪能ください。

お買物ついでに是非お気軽にお立ち寄りください。

スタッフ一同、ご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

2013.04.10

横浜ぶらり旅partⅡ

上田です。

 

またまた横浜に出没です。

今回はpartⅠの続き、夜の部です。

 

日も落ちてそろそろディナータイム。

美味しい食事とお酒。夜景も楽しむ事が出来る取って置きのお店を見つけました。

食事とお酒はお裾分け出来ないので、せめて夜景だけでもお裾分け。

 



日本丸は、昨年暮れに来た時はライトアップされていませんでした。

今年に入ってライトアップされるようになったと思います。

日本丸のライトアップを見るのは久しぶりです。

日本丸が闇夜にとてもロマンティックに輝いています。

 

夜景とお酒にほろ酔い、お腹も満腹になったところで、そろそろ旅の終着地へ逸る気持ちを抑えながら桜木町駅から一駅先の関内駅まで移動・・・。

 

そうです。我が聖地JAZZライブハウス「Bar Bar Bar」です。

 

今回の出演者はVocal西村協と高浜和英Piano Trio(pf高浜和英、bs山口雄三、ds竹内武)です。

西村さんは日本の男性ボーカリストの中で五本の指に入るとも言われている素晴らしいシンガーです。2年ぶりのライブです。

ジャズからポップスまで、とても豊富なレパートリーを持つシンガーです。

ステージでのおしゃべりはもとより観客席をノリノリにすることがとても上手な方です。

 

今回も沢山の常連ファンが客席を埋めていました。小生たちも常連とはいかないもののファンの一員です。

今回は演奏中の写真は撮れませんでしたので、せめて雰囲気だけでも・・・。



またまたわがままリクエストをしました。

 

小生はジャズのスタンダードナンバー「All of me」。家内は「キャラバン」をリクエストしました。

All of meは、4ビートでもひときわノリの良いミディアムテンポで。キャラバンは、アフロキューバンのリズムで始まり、サビは4ビート。その後はドラムの竹内さんのソロがエキサイティングに演奏され、最後はまたアフロキューバンのリズムとなり観客席も一体となり盛り上がりました。

 

そのほか大勢の方々のリクエストに応え、お誕生日の方が客席にいることを知るとサプライズで誕生日の歌をプレゼントするなど気配りも欠かしません。

これもライブハウスならではの醍醐味です。

 

いつもの通り3ステージばっちり聞き惚れ、ラストナンバーは、フランクシナトラの歌でおなじみの「マイ ウエイ」をしっとりとした歌と演奏で飾り楽しい今宵も・・・・THE END・・・

 

 
2013.04.09

ワクワクスタジオFM収録(4月12日放送分)

法人部の横山雅人です
おばあさんの理容店を孫夫婦が引き継ぎ

 

2人の想いがたっぷりつまった床屋になりました

 

改装という形で「繁栄のおてつだい」をさせていただきました

 

ちょうどいい床屋  たまりば「髪之助」

伊豆の国市大仁に上陸です!

 

つづきは

 

4月12日(金)17:25からの放送をお楽しみに!



自分が目立っているようですみません

中央のお2人がオーナーご夫妻です

 
2013.04.08

歌舞伎座の柿(こけら)落とし②~建築家、隈研吾氏のデザイン観

あれもこれも担当の千葉です。



4月2日に新築歌舞伎座の柿(こけら)落とし興行が始まりました。125年の歌舞伎

座の歴史は、日本の現代歌舞伎の発展の歴史と重なり、多くの一座・門閥の切磋

琢磨と合従連衡の歴史でもあり、様式・伝統の保守と革新の歴史でもあるようです。



前号でも書きましたが、歌舞伎座の建物は、関東大震災、東京大空襲、東日本大

震災という大きな災害・被害の度に不死鳥のように甦ってきました。今回の5代目歌

舞伎座は、隈研吾氏の設計、清水建設の施工でした(残念ながら当社の設計施工

ではありません・・・あたり前か・・・笑)。

 

4月4日付けの日経新聞朝刊のコラム『春秋』にも、ちょうど隈研吾氏のことが載っ

ていました。『隈研吾さんが「いばった建築は嫌い」と話していた。建築は自己主張

せずに、内にある空間と人間を黙って包み込む。歌舞伎という芸が輝いてこそ、そ

の容器である建築物の存在感も高まるに違いない。』という内容です。



建築家、隈研吾氏は、昭和52年に東京大学工学部建築学科を卒業、隈研吾建築

都市設計事務所( http://kkaa.co.jp/ )を設立・運営をする傍ら、慶應義塾大学や米

国イリノイ大学で教鞭をとられた後、現在は事務所の他に東京大学大学院の教授

を兼任されています。日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨など、数々の受賞

歴をお持ちです。



先日、『震災とデザイン』と題する隈氏の講演会があり、学士会館に出掛けて聴講

させて戴きました。



概要を纏めてみます。

 

《建築のデザインの潮流の変化には二つの見方がある。一つは工学的な見方で、

工法、技術、素材の進歩による変化。これは分かり易いですね。もう一つは生物的

な見方。実は大災害毎に生まれ変わって来た歌舞伎座同様に、近・現代の建築デ

ザインの潮流の変化は大災害によってもたらされて来た。》

 

《1755年のリスボン大地震。世界人口が現在の1/10の時代に、5~6万人の死

者を出した大災害だった。これによって、神に守って貰うのではなく、自らを守れる

ような建築、合理的で科学に基づいた形、デザインが主流となり、これが20世紀

の建築の先駆けとなったル・コルビジェに繋がって行く。リスボン大地震後の合理

的・科学的思考は、啓蒙主義に発展し、フランス革命にも繋がって行った。》

 

《1871年のシカゴ大火。それまで木造とレンガの街シカゴが、コンクリートと鉄の

建築に変わる。これが契機となって建築デザインの主導的立場が欧州から米国

に移り、20世紀のニューヨークなどの超高層ビルへと繋がって行く。

1923年、10万人の死者を出した関東大震災。東京が都市の不燃化、災害に強

い都市を目指し始め、コンクリート造、鉄骨造が急増した。》

 

《では、今回の東日本大震災で建築のデザインはどのように変わるのか?まだ2年

しか経っていないので、形になって現れて来るのにはまだまだ時間がかかるが、

『自然に対し従順な建築』、『(自然に)負ける建築』が増えて行くのではないかと

思っている。今回の災害で、自然に立ち向かうという精神では立ち行かぬことに気

付いた。自然をどのようにリスペクト(尊敬)し、対応するのか。自然の理論に従う建

築デザインが増えるのではないか。》

 

《元来日本にはこのような発想があった。茶の湯はその代表であろうし、広重美術館

の設計をさせて貰ったが、広重の絵は人ではなく、自然が主役。自然との調和を重

んじた建築家、フランク・ロイド・ライトも広重の熱烈なファンであった。》

 

《20世紀の建築が自然と対峙し、破壊するものであったのに対し、21世紀の建築

は自然を守るものに変わるべきである。》

 

とても判り易く、素敵な講演でした。

隈氏の作品を見ていくと、震災によってではなく、どの時点か途中から随分と指向

が変わって来て現在のお考えになって来たような気がします。

 

東京でも、隈氏の建物が見られますので、いくつかご紹介して終わりにします。



台東区の浅草文化観光センター。いつでも入れるので、スカイツリー見物の折に

は寄ってみたいものです。