2013.06.26

簡単・安価の暑さ対策

リフォーム部の中根です、日本全国梅雨空が続いて、ジトジトする季節ですね。

じつは私本人は空気がしっとりしている感じが心地よく、一年中で一番好きな季節です。

話しは変わりますが、もうすぐ夏が来ます、暑さ対策はしていますか? 最近我が家で行なった誰にでも出来て、安価な暑さ対策をお教えいたします。

昔ながらの原始的方法です、熱の多くは窓から入ってきます、入る前に遮断する実にシンプルな発想です、「よしず」を窓外に立て掛け、太陽の熱を窓前で受け外で発散して熱を部屋に入れない、しかも一ヶ所値段が2000円~3,000円と実に安い。



次に窓外に「すだれ」を設置する、すだれ本体は安い物では105円(100円ショップに有ります)高い物でも1000円程度です、



これも同様に外で太陽熱を受けて、外で熱を発散して、部屋に熱の侵入を防ぎ、-8.5度の効果があるそうです、電気代も入らないエコな暑さ対策です。 またカーテンと違い風通しが良く、ブラインドの役目も有り、プライバシー保護にも役立ちます。

昔の知恵はすごいと思います、我が家では洋風なのでよしずは雰囲気に合わないと思いすだれを設置してみたのですが、実に効果が有り、またすだれの独特な香を楽しんでいます。

使用上の注意は、風に弱いので、強風の時は丸めてしまいましょう。

エアコンばかりに頼らず、風情でエコな「よしず」・「すだれ」を利用してみませんか。

 

 

 
2013.06.24

小屋においでよ!

こんにちは。

設計 中村です。

先日展示会に行ってきたので少しご報告を。

 

東京の乃木坂にあるギャラリー間にて6/22まで

建築家中村好文さんの企画展『小屋においでよ!』が行われていました。

 

中村さんは、クライアントの暮らしに寄り添った、普段着のように居心地のよい住宅をつくり、

主役は「そこに住む人たちであり、そこで営まれる暮らし」と考えるそんな建築家の方です。

又、住宅の原型が小屋にあると考え、世界中の小屋を廻る旅もされています。

今回の展示会は小屋好き建築家が捧げるオマージュとのこと。

 

会場には実際に4m×3mのリアルサイズの小屋「Hanem Hut」と名づけられたひとり暮らし用の小屋!

コンパクトなのになんとリビング、キッチン、トイレ、洗面、そして!ロフト付~♪



樋からの雨水をため、受水槽にいちど落とし、井戸で屋根上の高架水槽へポンプアップし、小屋内の台所・洗面・トイレへ。

電気はソーラーパネルと風車によりまかなうという、

電線・電話線・水道管・ガス管などが不要の省エネルギーなエコロジカル設計!

※小屋なので写真内の機器でまかなえてると思われます。(笑)



リビングの様子。製作のペンダントがダイニング用、夜にはベッドライトに。



キッチン。ガス台はなんと七輪使用!そのほかにクッキングストーブも。

 

コンパクトながらに、エネルギー住むという点では不足なし!

遊び心も随所に!でも居心地良さ満点!

なんともいえない贅沢な感じがしました。

 

あと、製作家具の手掛がステキでした。

自分の物件でも!やってみよう!(笑)

 
2013.06.24

生演奏に酔いしれて、建築家「村野藤吾」建築に酔いしれて

営業部の冨田です。

最近は個人のFBの広がりと活用、そして可能性にドキドキしている私です。

7月に三島市商工会議所にて開催されるFBの勉強会に出席してもっと深めたいところです。

さて、先週末に弊社の本年度協力会総会が開催されました。

総会後に、協力業者様と弊社社員との親睦が例年行われます。

今年は、その親睦会にて「ザ ウエストサイズ」というバンドによる生演奏が企画されておりました。



さて、このメンバーのお顔を見て?と思われる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

どこかで見たような・・・・・。

どこかの会社でお会いしたような・・・・・・。

このバンドは、「三島西ロータリークラブ」の有志の皆さんによるものです。

弊社のお客様であり、このバンドメンバーであるみしまプラザホテルの室伏社長様をはじめ、

三島商工会議所の諏訪部会頭が中央にお花を持っていらっしゃいます。



なつかしのメロディーに合せて、ステキな歌声と楽器の演奏は、

なかなか、皆さん「やっているな!」と感じる雰囲気でした。

プロではありませんが、知っているお顔の方が目の前で演奏していただくのは、

聞く側も緊張せずにゆったりと耳を傾けることが出来ました。



おいしい料理とお酒も入り、一夜のライブパーティーはかなり盛り上がりました。

特に音楽は、様々な垣根を取り払いダイレクトに五感に訴えかけますので、

激しい刺激となります。



 

おいしい料理とお酒も入り、一夜のライブパーティーはかなり盛り上がりました。

特に音楽は、様々な垣根を取り払いダイレクトに五感に訴えかけますので、

激しい刺激となります。



主屋玄関より表門を望む

玄関と表門の軸がずれているのがわかりますか。本来ならば正対すべき位置関係がずれています。

なぜだかわかります、・・・・・・答えをお待ちしております。(弊社へメールにて、抽選でプレゼントご用意しておきます。)



主屋の小屋組

一切釘等を使わずに組み込んでいます。

決して太い部材ではありません。力を左右、上下に分散し地震等にも耐えてきました。

木材のしなやかさが折り重なってできた構造美です。



いくつかの蔵のなかのひとつ、西蔵

浮き上がったように頭を構成している大きな茅葺の大屋根、

目にまぶしい真っ白な漆喰の胴体中央部、

足元は板張りで化粧され構成されている。

そのプロポーションを見て、みんなが「いいね~」とぐっとこらえる。

 

とにかく、地元の自分たちも久しぶりにみて感激でした。

それを共感できる仲間とともにいるその時間が、もっと「いいね~」でした。

 

その晩は、同窓会らしくおいしい料理とたっぷりとお酒をいただきましたが、そこでも

建築小僧らしく楽しい時間を過ごしました。

何をしたかと言えば、

パソコンとプロジェクターを部屋に持ち込み、障子の襖を裏返してスクリーンの代わりにし、

この春、伊豆の国市で行われた「伝統芸能会館(仮称)」の公募型プロポーザルコンペに参加した

メンバー(今回出席)のコンペ案と優秀案の作品を映し出し皆で公開評論会を行いました。

建築バカと言われる方も多くいますが、とにかく熱い意見のぶつかり合いは、「実に楽しい」ものでした。

 

二日目は、伊豆の国市の三養荘へ向かいました。

広大な敷地に当時の京都の庭師 小川治兵衛のてによる庭園と数寄屋造りの建築郡の競演です。

また、村野藤吾氏による新館各棟は、現代の私たちがめざした近代数奇屋の姿です。



新館の玄関棟

まっすぐに伸びる屋根の水平ラインは、より細く繊細に折り重なり、周囲の山間の重なりと同期して、

建物と自然のかかわりにメッセージを投げかけている。



離れ形式の客室棟

主は建物ではなく、それを取り囲む四季折々の庭園

建物を多く見せずに、木々で覆われ、ちらちらと変化する。

奥の高台から敷地全体を見渡すと計算された庭園の木々の種類と配置計画が「いいね~」となる。

2000円でワンドリンク付で入浴できる、しかもこの庭園と建物が存分に見ることが出来ます。

是非、足を運んで楽しみましょう。

 

そんなこんなで2日間の同窓会は終了。

地元の魅力は沢山あります。

さあ、行動あるのみ。それは、「今でしょう~」という事で今回は終了です。

 
2013.06.23

週末のもろもろ~蛇事件などなど

あれもこれも担当の千葉です。

 

朝、出掛けにふと見ると、玄関に長さ50センチほどの小さな小さな蛇の無残な姿。

横にはドヤ顔でお座りをして私を見上げるミーコ(我が家の飼い猫その2)。叱る訳にも

いかずに、仮死状態となった可哀想な蛇を庭に逃がしてやりました。

 

会社に出て建築現場の巡回をしていると妻からメールが。『今朝、蛇を捕まえるのに、

スパゲッティを掴むトング、使った?』



お勝手の流しにポツンとトングだけを残してきた不手際を思い出しつつ、私:『ば、ばれ

ちゃった?』 妻:『今度からは割り箸使って!』  はい、以後、気をつけます。

 

現場で見かけた可愛い季節の花々を。



名前がわかりません。ちょっと太めではありますが、ベロニカと同じ仲間なのでしょう

か。下の花も名前が判りません。お判りの方がいらしたら、是非お教え下さい。



家に戻ると戴き物のプラム!



フルーツまるごとシャーベットは私の得意技で、プラムの他にも、巨砲、イチゴ、

サクランボなどそのまま一口で食べられる果物はここでシャーベットになります。

 

日が変わって、三島にある日本大学国際関係学部の校舎をお借りして、世話焼き

じいさん世話焼きばあさんの会で、お見合いパーティーを開催して来ました。6階

にあるその会場からの眺め。残念ながら同日に世界文化遺産登録の認定を受けた

富士山は奥ゆかしく雲に隠れて見えませんでしたが、雨の後のクリアな風景。いい

眺めでしょう?



ふと目線を下げると、泰山木の花! 大人の顔くらいの大きさの花ですが、さすがに

6階からでは小さくてわかりづらいでしょうか。普段下からでは良く見えない花が上か

らは良く見えます。こうして見ると、花は人間のために咲いているのではなく、鳥や昆

虫に向けて咲いているのだなと良く判ります。



最後に我が家の季節の花々を。まずはベロニカとアガパンサス。



キウイも実が大きくなってきました。鳥が食べてしまう少し前に収穫したいものです。

そして妻が喜んだ、小米桜(コゴメザクラ)のサクランボ。初めて付きました!



ラストバッターは、図鑑を見るとハナツクバネウツギじゃないかと思うのですが、可

愛い小さな花。これもお判りの方がいらしたらお教え下さい。



三島のイトーヨーカ堂脇の銀杏並木の根元に咲いているのと同じ低木です。

2013.06.19

富士山

住宅部の山入です。

富士山といえば、今とっても大きな話題になっていますね。

今月(6月)下旬には、いよいよ、世界文化遺産に登録される見通しです。



実は、今月上旬ですが、富士河口湖町の富士ヶ峰の近くへ行ってきました。

ちょうど、三島とは富士山を挟んで反対側になる位置です。

今年の早い梅雨入には驚きましたが、折りよく梅雨の中休みでとても晴れていました。



また、近くの道端に花菖蒲が咲いていたので思わず写真にしたためました。

私は、5月が花菖蒲の盛りの時期かと思っていましたが、どうやら間違っていたようです。

 
2013.06.16

我が家の恒例行事~投票と手巻き寿司

あれもこれも担当の千葉です。

 

今週末はイベントが盛り沢山、嬉しいことも沢山ありました。

 

静岡県では知事選挙の投票が行われました。結果はまだ判りませんが、どなたが当選

されるにせよ、足元だけでなく、将来にわたって豊かで安心な地域を目指して粉骨砕身、

リーダーシップを発揮して戴きたいと切に願います。



国政選挙から地方選挙まで、公職の選挙の投票には家族揃って出掛けるのが我が家

の恒例行事です。子供が生まれてからずっと、殆ど全ての選挙で投票に子供を連れて

行ってます。投票は権利であると同時に、義務でもあるわけですが、こども心にも、選

挙には投票に行くものだ、と刷り込みをして来た訳です。一昨年から上の子が選挙権

を持つようになりましたが、嬉しいことに全て投票に行っています。しめしめ、刷り込み

成功々々!

 

投票会場となった生涯学習センターのロビーに素敵な活花を発見!嬉しさのおまけ!



アオキの葉とアリウム・ギガンチウムに、紅花のオレンジ色がが良いアクセントになって

います。ギガンチウムの別名は『葱花(ねぎばな)』だそうです。確かに葱の花・葱坊主に

形が似ていますがユリ科の花。ボランティアの方のセンスに脱帽です!

 

嬉しいことといえば、当社創業以来、50年以上にわたるお得意様で、伊豆の繁盛温泉

旅館の3代目の結婚披露宴にお呼ばれしました。先代の大女将が達筆でお客様のお出

迎え看板を全て手書きでしたためられていたのを引き継いで、娘さんである女将さんも

達筆を揮われています。



披露宴のお料理の敷き紙の宝船の絵に、一枚一枚、お・め・で・と・うで『寿』を書か

れたのも女将さん。嬉しさのお裾分けを戴いたような気持ちです。3世代にわたる

ご厚誼に感謝々々です。



そして今日は父の日。家族のお誕生日や母の日などには、必ず家族揃ってお祝い

をして来ました。外食に出掛けることもたまにありますが、家でお祝いをする時は、

多くが手巻き寿司です。選挙もあって、上の息子も帰って来てくれて久し振りに全員

集合の一晩。嬉しいかな、ありがたいことです。

2013.06.15

盛岡紀行①~どぶろく屋と『壬生義士伝』

あれもこれも担当の千葉です。

 

先月、経済同友会の全国セミナーが盛岡市内で開催され、参加して来ました。



盛岡駅とはほんの指呼の間、街の真ん中を悠然と流れる北上川越しに聳える岩手山。

雄大なパノラマに、駅前の開運橋(良い名前ですね)の上で暫し見惚れてしまいました。

この時既に、今を遡ること1世紀半前に盛岡と岩手山に別れを告げて動乱に身を投じた

男のことがちらりと脳裏を過ぎりました。



食事の後に同輩達と街に繰り出し、地元の方のお勧めのなかから、どぶろくという響き

に惹かれて『南部どぶろく屋』という料理屋に入りました。



床に埋めた甕から掬うご当主自慢のどぶろくの旨さといい、雪国の農家特有の『曲

がり家』を彷彿させる店の造作といい、夕食後だと聞いて少量ずつ出してくれた南部

料理(馬刺し、寄せ豆腐、しどけと呼ばれる山菜や、ひっつみ汁など)の美味しさとい

い、一同大喜び。



それにも増して一同が喜び感心したのが、ご当主との会話の楽しさでした。地理から

歴史からビジネスから、知性溢れながら角が立たぬ柔和なお人柄。



それもそのはず、よくよく聞けばご当主の八巻さんは、法律を勉強した後に公認会計

士の資格をとり、長く監査法人勤務をされた経験の持ち主。また、合格した東北大学

を蹴って東京の私大に進み、親に勘当されかけたというやんちゃな面も。そのためか、

どぶろくとお料理とご当主を慕って駆けつける財界の要人や芸能人が数多く、壁には

色紙がところ狭しとひしめいています。

 

そんな中に映画『壬生義士伝』のスタッフの色紙を発見!数時間前に岩手山を見て

脳裏に灯った種火の火足が伸び、勢い南部盛岡藩の歴史やら、幕末の戊辰戦争で

は官軍に組みするを義とせず秋田藩との戦いを選んだ南部武士の気骨などのお話

しをせがんでしまいました。

 



浅田次郎著『壬生義士伝』は、南部盛岡藩を脱藩し新撰組に身を投じた吉村貫一郎

が主人公の小説。新撰組では剣の腕は立つものの、吝嗇で生への執着心が強いと

いう一般には評価の思わしくない吉村貫一郎像を覆し、作者は、大正時代の新聞記

者が関係者へのインタビューを重ねて行くという構成の中から、実は家族や友人へ

の愛と、武士としての忠義を最後まで貫いた新撰組きっての気骨の義士としての吉

村像を浮かび上がらせる。まこと以って浅田次郎という小説家は文章の巧みな作家

だなとつくづく感じさせる名作です。(因みに映画もドラマティックな構成になっていま

す。)尚、浅田次郎には『輪違屋糸里』という、やはり新撰組を扱った小説もあります。

こちらは初期の新撰組の中心人物、芹澤鴨の暗殺をテーマにしたもの。近藤でも土

方でも沖田でもなく、芹澤や吉村を主人公に選ぶところが浅田次郎の気骨なのかな、

などと感じてしまいます。

 

南部・盛岡の自然と人柄に温められた晩となりました。

 

私が北上川越しの岩手山を眺めた盛岡駅前の開運橋の別名は『二度泣き橋』と言う

とご当主に教えて戴きました。サラリーマンが転勤で盛岡に来て最初にこの橋を渡る

時に、何と遠くに来てしまったと泣き、転勤を終えて盛岡を去る時に、この橋を渡りなが

らこの地を離れがたくまた泣く、それ程盛岡は住んで素晴らしい街だということなので

しょう。

 

 
2013.06.13

エコエコデー

総務三須です。

6月5日は世界環境デーということで、三島市では毎年、市内企業に通勤時の混雑解消や二酸化炭素の削減を目的とした「エコエコデー」という活動を数年前から行っております。

当社も本活動開始時から参加しており、今では年に3回程度開催しております。

 

今年度も先日、第1回目を行いました。

当社は自家用車通勤をしている方が大半ですが、当日は家が近い者同士の乗り合わせや公共交通機関の利用、会社から家が近い者は徒歩や自転車で通勤するなどにより通勤車両の削減を行いました。

当日は、会社には普段無い自転車が多く見られました。



会社構内の駐車場も普段は



このような状態なのですが、

 

エコエコデー当日は、こんな感じ。



上の写真と比べても一目瞭然。ガラガラの状態です。

車両の台数、社員の延べ通勤距離ともに、通常時の7割程度削減することができました。

二酸化炭素の量に換算すると、144kg程度の削減となります。

わずかな量ですが、多くの会社が協力することで、目に見えて効果が実感できるようになるといいですね。

 

社内では、「久しぶりに歩いて自分の体力の無さを実感した。これからは健康のためにも運動するようにしたい」などの声も聞かれました。

エコと健康、一石二鳥で今後も続けて行ければと思います。

 

 
2013.06.12

嬉しい悲鳴!?

こんにちは

住宅部の田口です。

 

前から色んなもの(ネイル、手芸、ダンスetc…)に凝性な娘が、このところ料理に凝ってまして

とっても楽な日々を過ごしています。

が、野菜や魚介類が苦手の私には少しキツイです(涙)

自分で料理をしていれば食べないで残す事も多いのですが、

やっぱり、娘が作ってくれたことを思うと全部食べなきゃって~親心ですね ^_^



で、これがまた美味しいんです。

私の偏食も改善されますが、今度は体重が気になります・・・

な~んて言いながら本当はすごく嬉しいんです。



ちょっと我が家の自慢話でした!

 
2013.06.10

花から実へ~充実の季節

あれもこれも担当の千葉です。

 

先日のテレビ・ニュースで聞いたところでは、夏が終わった頃に振り返り分析した上で、

その年の梅雨の期間を確定するそうです。つまり、入梅宣言はされても確定ではなく、

あとあと修正される可能性も低くないとのことです。東海地方は五月末、例年より10日

ほど早い入梅宣言でしたが、随分とお湿りの無い日が続きましたので、案外終わって

みれば例年と左程変わらなかった、と言うようなことになりそうな気も致します。

 

先週末の三島は蛍祭り、街のあちこちでイベントが開催され、街なかを流れるせせらぎ

や水を引き始めた田んぼには、蛍が沢山舞っていました。ちょうど二十四節気の『芒種

(ぼうしゅ)』の次候、『腐草蛍と為る(ふそうほたるとなる)』時期です。

 

相変わらず色々な花々が目を楽しませ、心を和ませてくれます。妻を師匠として周りを

巡ってみると、最近花を咲かせた仲間たちに出会えます。



小さな小さなネジ花。別名、もぢずり。『・・・しのぶもぢずり誰ゆえに・・・』という艶っ

ぽい百人一首がありましたね。

 

一方で、花が終わって実が膨らみ始めたものが多いのに気付きます。



栗の花が敷き詰めるように落ち始めています。

胡桃(クルミ)の実もまだ青いまま大きくなってきました。

 



柊南天(ヒイラギナンテン)の実はもう熟しています。

立夏からひと月余り。じきに夏至を迎えるこの季節は、草花たちにとって、梅雨を慈雨

とし、体内に栄養を蓄え、来るべき秋に向かって自らの内側を充実させる季節なので

すね。